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「おまたせしました」 白いプレートを抱えてもう一度彼に会いにいく。すると、消毒液の匂いが鼻腔をつつく。この人自身が怪我をしているわけではなさそうで、どうもシャツのほうだなこれは、と勝手に探る僕。 せっかくなので遠まわしに尋ねてみた。医療関係の方ですか? ──ええ、私は専門ではありませんが、そういった仕事も含まれますね、とかなんとか。 たぶん当たりだろうなと内心で納得しながら適当に相槌を打つ。少しくらい雑談しても怒られないのは、果たしていいのか悪いのか。この時間帯でこの空き具合は店としては多少問題かもしれない。まあ日によっては戦場みたいになるんだからたまにはいいよ。 新たなお客さんが来そうな気配もなかったので、僕らは当たり障りのない会話を続けた。 「これは治療していた相手に引っ掻かれましてね」 お客さんはそう言うとおもむろに手の甲を見せた。もう塞がっているけど見た目がなんだか痛々しくて、思わず痛くないんですかと尋ねてみると、なぜか満面の笑みでお客さんは答える。それはもう痛かったですよと。それは幸せそうな声音で言う科白としてはどうなのだろう。しかし今は仕事中。お客さまは神さま、よし、と精一杯の笑顔で僕も応じる。 とりあえず去り際、さりげなくカプチーノの宣伝をさせてもらった。次回あたり頼んでもらえないかなと思ったのだ。それにこのお客さんがどんな模様をリクエストしてくれるのか個人的に興味深い。 それにしても、何を食べたらその身長になれるのかとか、聞いておけばよかった。 ─────* 犬がくっちゃべってて仕事してないだけですねなんだこれ。笑 とりあえず私の中でごまあんさんはこんな感じに捉えておりますが、こちらもイメージと違ってたら申し訳ないです。いちおう紳士でイケメンでドMな点だけは押さえさせていただきましたけども(`・ω・´)そこが素敵なんですよね! とくに三つめ。 あとちゃっかりフラグなんか立てさせていただいてますが(←おい)深くは追求なさらないでくださいね^q^ご自由にご利用くださいというあれです。ええ。 では今度こそ失礼します^^ありがとうございました!
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