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時々、迷子になる事があるよ。
自分でもどうしたらいいか、よくわからなくなる時があるんだ。
右も左も、前も後ろも、どっちが上でどっちが下で、今見てる青は空なのか海なのかもわからない。
自分が立っている地点も見失ってしまう程、時々迷子になる事があるんだよ。

でも、そんな時でも取り敢えずって足を一歩、とにかく前にって足を二歩って踏み出せるのは、いつだってロベルト、あなたがそこで「こっちだよ」って笑っていてくれるから。

迷子になっても、「そこ、段差があるから気を付けて」とか、「坂道になってるけど大丈夫。手つないで一緒にいこ!」って腕を引っ張ってくれる。
優しい笑顔でいつもそこにいてくれるから、だから私は道に迷っても、ロベルトのいるここにいつでも戻って来れるんだよ。

寂しい時も疲れた時も、泣きたい時も心が痛い時も、どんなに迷子になってもロベルトがいるなら、あなた目掛けて足を前に踏み出せる。
そんな勇気をくれる、あなたという人に本当に感謝しています。

「大好き」という一言に、この想いを果たして全部詰め込めるのかなって、いつも一人で頭を悩ませてるよ。

たった一言に納めるにはこの想いは大きくて、そもそも簡単に言葉にすらも出来ない、感謝とか愛情とか尊敬とか、全部ひっくるめた想いだから。

でも、あなたに贈りたい言葉は何かって言われたら、この言葉しかいつも思い浮かばないんだ。



生まれてきてくれてありがとう。

出会ってくれてありがとう。

手を差し伸べてくれてありがとう。

あの日、あの時、この手を取って駆け出してくれてありがとう。

笑顔でいてくれてありがとう。

笑顔を向けてくれてありがとう。

笑顔をくれてありがとう。

背中を押してくれてありがとう。

隣にいてくれてありがとう。

歩き出す勇気を、歩き続ける力をくれてありがとう。

あなたに出会えてからの毎日、私にキラキラで眩しい日々を与えてくれた事、本当にありがとう。





ロベルト、大好きだよ。







Roberto Button 20131023



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