岩淵×近藤




(GK)

近さんがマイナー誌で特集組まれたようです


――Prrrr...


『――もしもし?』

「もしもし」

『おー岩淵。どうした?』

「近さん、雑誌、」

『え、あ!お前アレ見たの!?』

「はい」

『うーわー!!恥ず!恥っずい!!』

「素敵でしたよ」

『素敵とか言うな!!うわー…マジ恥ずい、顔熱ぃ…』

「そんなに照れなくても」

『いや…だってあんなマイナー誌…』

「近さんがそれ言っちゃ駄目でしょ」

『いやいやいや、メジャー誌だったら俺断ってたもん。マイナー誌なら見つかんないかなと思ったのに…』

「見つかんない?」

『…』

「近さん」

『……、岩淵、に』

「…見られたくなかったんすか」

『だって、ほんと…あぁくそ、なんで見つけちゃうんだよ…』

「…」

『ほんと、マジで恥ずかしいわ…』

「…恥ずかしがること無い」

『……うん』

「俺、近さんの名前見つけてレジ直行したんすよ」

『え、』

「さっきまでずっと見てた」

『いや、お前、』

「ていうか、今も見てる」

『買ったの!?』

「買いました」

『えええー!!仕舞えすぐ仕舞え!!』

「いやです」

『やーだー仕舞え!!ねぇお願い仕舞って!!』

「…今の可愛かったんで、じゃあ」

『はー…俺がお前ん家行ったとき雑誌出しっぱなしだけは勘弁しろよ…』

「…保証しかねます」

『いやマジで!!』



(まさかここまで照れるとは)
(切り抜いたとは、流石に言えない)



過去log(一部加筆修正)
 




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