金田一×岩泉




(HQ)




「お前、この間誕生日だったんだってな」

突然覗き込まれるように岩泉さんに見上げられて、ちょうど口に含んだ牛乳をごきゅりと変な音をたてて飲み込んだ。もちろんむせる。


「、ぅえっ、げっほ」

「お、お!?どした大丈夫か!?」

「だ、だいじょぶっす…」

「びっくりさせたか、悪ぃ」


ゆっくり背中をさすってくれる手の動きを意識しないように深呼吸をして、岩泉さんを見やる。俺の片手にある牛乳パックを見て「まだデカくなる気かよ」と苦笑していた。ああもう黙れ心臓、急ピッチで高鳴り出したら岩泉さんに聞こえちまうだろうが。


「…いつだったんだ?誕生日。6月なんだろ?」

「…6日がそうでした」

「へえ。おめでとさん」

「あざす」

「なんか、誕生日近いと嬉しいよな」


背中をさすっていた手がバシバシと叩く手に変わって岩泉さんは鮮やかに笑ってみせた。好きな人の笑顔っていうのはどうしてこうも眩しく写るんだろうか。誰か研究する予定のある学者がいるなら教えて欲しい、角膜なら提供する。








 
 
 
 
 
非常にごめんなさい
ものくそ中途半端です…時間ができたら完成させてメインにあげたいです
 




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -