一色×伊武崎
(食戟)
6時に鳴るアラームよりも先に目が覚めて最初に視界に入ったのは天井でも窓から差し込む太陽の光でもない、引くほど笑顔な褌姿の一色先輩だった。
「………………」
「やあおはよう伊武崎君!素敵な朝だね」
「………………………、」
「農作業のお誘いに来たんだけど…ふふ、まだ眠そうな顔をしてるね」
可愛いなあ、そう言ってベッドに腰掛けて俺の髪を撫でる先輩を見て絶句した。何が悲しくて朝一番に褌の男を見なくちゃならないんだ。喜ぶやつがいたら紹介してくれ、変わってやるから。
「まだ天井から来る方がよかったな…」
「呂律が回ってないよ、寝起き万歳!」
「うるさい変態オハヨーゴザイマス」
頭に置かれた手を払いのけて起き上がれば先輩は満足げに微笑んだ。
さとしゅんちゃんの部屋が近いのを知ってぶわわわってなった
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