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雰囲気グロ





この広い宇宙、この広い世界の中で、僕たちの居るこの場所だけが時間が止まっているんじゃないかと思えるほどゆっくりと過ぎていった。僕は銃口を彼女の頭に添えたまま時計を見る。窓際で控えめに動く電波時計は16時57分を示していた。あと3分で僕は解放される、彼女もまた同じだ。一息吐いた、その時だった。

どん、と端的な音がして驚いて顔を上げる。するとそこには上半分が2メートル程先に吹っ飛んだ彼女の下半分の頭があった。

「…おいおい勘弁してくれ」

中身が丸見えだ、マイスイート。

ふと僕の視線が彼女の残された左目と重なる、たまらず胃の中にあるものを吐き出した。嗚呼、今日のランチに食べたカルボナーラが苦い胃液と一緒に出ちゃった。美味しかったのに。ハンカチを持ち歩かなかった自分を呪いながら手で口元を拭う。
さてさて、どうして引き金が引かれたのだろうか。僕は引き金を引いた覚えなんて無い。答えは至って単純明快。頭に銃口を添えられた彼女の両手自身が、引き金を引いたのだ。








 
 
 
 
中学の時に書いたと思うんですが、酷いなー厨二丸出しで笑うわ
某作家さんに感化されてるのがよくわかりますね(笑)




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