久々に藍ちゃんとオフが被ったから前日から俺は藍ちゃんの自宅に泊まりに来ていた。夕食を食べ終わり、ソファに二人並んで座ってテレビを見ていた。
その時に俺は手を滑らせて氷の入ったグラスを服の上に落としてしまった。それは見事に服を濡らし、さらにはソファも濡らしてしまった。


「あー…もう何してんの」
「ごめん…」


つい藍ちゃんに言われると素直に謝ってしまう…いや、これは俺が悪いからしょうがないか…。すると藍ちゃんからの視線に気づく。何を見ているんだろう…と思ったら、さっきグラスを落としたせいで服が濡れて乳首が透けていたみたいで。その事実に気付くと一気に羞恥心が出て、恥ずかしくなった。




「なに…どうしたの急に」


そうやって俺がなぜそういう行動をとったのか分かっているくせにわざと聞いてくる…そう藍ちゃんってSなんだよね…年下なのに終始、藍ちゃんに主導権を握られる。どうにかして主導権を握りたいけど…なぜかいつも上手くいかないんだよね…そんなことを考えていたら気づいたら藍ちゃんが目の前にいた。


「もうさ…レンってなんでこうなの。もしかしてわざと?」
「え…?」




そう言いながら藍ちゃんの手が俺に伸ばされて…そのまま服の上から乳首に触れる。


「ひゃあっ…!」
「…レン、感度良すぎ…」
「だ…だって…っ!」


そしてそのまま押したりつねったりを繰り返される。執拗に繰り返されるその行為にレンは限界の声を上げる。


「藍ちゃ…ん…もっ…やめ…」
「なんで?レンも気持ちよさそうにしてるじゃん」
「で…もっ…もう…むりっ…ぁっ…」


そうやって藍ちゃんは俺の体を弄ることを止めない…こうなったら藍ちゃんは絶対に好意を止めない。今までの経験上そうだった。藍ちゃんが与える快感に耐えられず肩で息をしていると、俺は下の服を脱がされた。




まだグラスに残っていた氷を掬うとそのままレンの足を開き、一気に中に入れる。


「ひっ…!!ふぁっ、やっ…だめえ…そんなところに・・・」


氷の冷たさに驚き悲鳴をあげ、そして体が大きくびくつく。しかし、レンが悲鳴をあげるのも無視して一個、二個、三個と次々に氷を入れていく。


「やだやだ…もぅ…やめて…」
「え、もう無理なの?もう少しいけるでしょ」




レンは我慢出来ずに顔を嫌々と振りながら抵抗するも、その言葉は聞き入れらない。年下とは思えない妖艶な笑みを浮かべてさらに氷を入れようとして、レンは顔が真っ青になり大きく腰を引いた。




「うそうそ。しょうがないから今日はこれで勘弁してあげる」







そう言ってレンの頭をぽんぽんとたたく。そして涙の溜った瞳にキスを一つ贈った。








水滴り滴れば



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