▼おおかみこども感想！

まず狼男のお父さんがあんな序盤でログアウトしてしまったことに驚きを隠せませんでした…。あと正直お父さんにいやらしい目線を向けていました。
花が二人(二匹？)と山で暮らすようになってからは雪ちゃんの天真爛漫さに和み、雨君の見事なショタっぷりに癒され、まさかのジジデレに目を瞠りました。
雪ちゃんと雨君が成長していくにつれ二人の性格が逆転していくのが何とも…。雪ちゃんは人間の世界に溶け込み、雨君は自然に溶け込んでいく。どっちも正解で間違いではない。おおかみこどもであることで人生が制限されるかと思いきや、むしろ二つから選択できるわけですから面白いですよね。もちろん当事者からしたら大変なことですし、だからこそ大喧嘩したのでしょうけども。
雨君が人間として生きることを捨て、母と姉と別れて自然の中で生きることを選んだあのシーンに一番ぐっときました。花(母)してはもちろん寂しいことですが、雨君(子供)が自分自身で選択したことならそれを大切にしたいと思うのもまた事実ですよね。
雪ちゃんと草君にも始終微笑ましい気持ちになりました。将来結婚するのかしら…。

まだ狼男と花の二人だけだった時に食べていた二本の焼き鳥。狼男と死別し、花と雪ちゃんと雨君の三人で食べた三本の焼き鳥。雨君と別れ、花と雪ちゃん再び二人になった時に食べた二本の焼き鳥。雪ちゃんも家を出て、とうとう花一人で狼男の免許証に供えた一本の焼き鳥。ここの変化がとても印象に残っています。子供は成長していくもの！今までを振り返るEDにぶわっときました。とっても素敵な映画だったと思います？久しぶりに携帯でたくさん文を打って右手の親指が瀕死。