16話
二年生のフロアに光を探しに来た。 いつも光に来てもらってるから今日は私から行ってみようと足を運んだまでだ。
「…いない……?」
教室に行っても光の顔は見当たらない。 どこにいるのだろうか?
まだまだ、時間はたくさんある。
「…よしっ、」
私は光を探しに足を動かした。
そう、 それが間違いだったのだ。
「…なん…で……?」
「……先…ぱ……い…っ…、」
見た光景。
それは今の私の心を砕くには十分なものであって、 なんで、今日に限って私はここに来てしまったのか?
それを何度も何度も自分自身に問いただした。
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