猫かぶりのキミへ | ナノ

 ポッキーゲーム

「(準備は完璧だ)今日はポッキーゲームするぞ、異論は認めないからな」
「いいですよ」
「い、いいのか?」
「ちょうどおやつ食べたいと思ってましたし」
「さ、3箱あるぞ」
「全部します?」
「いいのか?!!」
「いいですけど。・・・会長が負けた時点で残りのポッキーはオレのもの、という条件なら」
「受けて立とう!!」
「じゃあ、」
「よし…(ドキドキドキドキドキ)…ん?…おいあゆむ、何故途中で折るんだ」
「え?それがルールだからですけど?」
「…そうか。お互いのポッキーゲームの概念に対して相違があるみたいだな。いいかあゆむ、ポッキーゲームは、」
「仕掛けた方が相手の唇に触れた時点で負け、相手側は1p以上残したら負け」
「なにその新ルール!!おい、待てそのルールじゃキスできねえだろ」
「そうですね。でもオレはそのつもりで了承しましたしー、会長も確認しなかったのが悪いですよね?」
「う」
「オレとキスして負けるか、このまま3箱分ポッキーゲームするか…どっちにします?」

究極の選択

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