6/13 コスプレについて語る先輩方



・先輩方が春ちゃんにさせたいコスプレについて語り合うようです
・会話の内容が結構マニアックなので「先輩は変態じゃない!マニアックじゃない!」と思われる方はご注意ください
・会話文注意




「と、いうわけで〜、後輩ちゃんにどんなコスプレが似合うかっていうのが今日の議題だよ」
「帰る」
「ああっちょ、ランラン!開口一番それはひどくない!?」
「ひどいのはお前の頭だろうが!お前の煩悩に付き合ってやるいわれはない。俺は帰る」
「妙に真剣な声で召集かけてきたから何かと思えば…くだらないにもほどがあるよ。ボクも帰る」
「アイアイまで!?ちょっとちょっと〜ノリ悪いよ〜?」
「うるさい。ボクこれから明日のレコーディングの最終調整があって忙しいんだ。そういうのは自分の脳みその中でやるかそこで神妙な顔して考え込んでるカミュにでも聞いたら?ていうか真剣すぎて気持ち悪い」
「わぉ、ミューちゃんが釣れたとはぼくも予想外すぎてびっくりしてるよ」
「ふむ…あの白く儚げな首には赤い首輪が良く似合うことだろう…鎖は輝く銀の…」
「なんか怖いこと言ってる!!!」
「それコスプレじゃなくてSMじゃねぇのか」
「つっこむとこそこなのランラン!?」
「分かってないね、春歌にはそんな無機質なものは似合わない」
「あれ、なんかアイアイのスイッチ入った?入っちゃった?カチッて音したよね今?ぼくの気のせい?」
「春歌には猫耳って相場が決まってるでしょ」
「い、意外とマニアックだった!アイアイマニアックだった!どうしよう何があっても大抵は受け止める自信のあるれいちゃんもさすがにちょっとドン引き!ちなみにぼくはうさみみ派です!」
「てめぇら…」
「きゃー!ランランの目が怖いー!もしかしなくてもキレちゃう3秒前!?」
「黙って聞いてりゃ首輪だ猫耳だ…素っ裸が一番に決まってんだろうが!コスプレなんぞ軟派なモンに毒されやがって!」
「首輪はコスプレに入るの?猫耳は入ると思うけど」
「ふん、こ奴の話などどうでも良い。白い肌に映える赤の魅力も分からんとは…情緒のない奴よ」
「あんだと?白い肌に映える赤っつったらキスマークのが」
「はいそこまでー!そーこーまーでー!これ以上やったら収集つかなくなっちゃうよ!…ふぅ、とりあえずみんながマニアックだっていうことはよく分かったよ」
「あ?何部外者ぶってんだよ、言い出しっぺのくせに」
「そうだよ、ボクたちには語らせといて自分は言わないつもり?」
「え?言ってなかったっけ?コスプレもいいけど彼シャツに敵うものはないよねっていつも言ってたと思うんだけど…萌え袖から覗く後輩ちゃんの指とか、ふにふにの肌が覗くチラリズムとか堪らないっしょ!」
「お前も十分マニアックじゃねぇか」
「ドン引きだよ」
「なんでー!?首輪や素っ裸よりよっぽどロマンあると思うんだけど!」
「何!?貴様には首輪のロマンが分からんのか!」
「だからそんな軟派なモンありえねぇっつってんだろうが!」

ぎゃあぎゃあ

「全く、収集つかなくさせてるのは誰だよ。あ、オチなんてないよ。それじゃあね」

強制終了






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