7/18 プリ春?



・暑さでみなさんぶっ壊れ気味
・誰ルートか分からないあえて言うならプリ春ルート




「というわけで、春歌の頬に冷たい飲料の缶ないしはアイスの入った袋を押し当てて驚かせたいです」
「うん。トキヤ、何が『というわけで』なのかわかんない」
「おっと私としたことがつい願望を口にしてしまいました」
「うん。暑いもんね。そりゃトキヤのキャラもぶっ壊れるよね」
「だが一ノ瀬の言いたいことも分からないでもない。驚いて飛び上がり、目を丸くするハルは可愛いに違いない」
「お前もか聖川真斗。お前も崩壊か」
「さすがは聖川さん、分かっていらっしゃる。丸く見開かれた瞳はさぞ可愛らしいでしょうね」
「うむ。その後照れたように微笑むのだろうな…愛らしい奴だ」
「暑さも忘れてしまうことでしょう」
「なぁ…現在進行形で暑さがどっか行っちまってるのは俺だけか?主にこの二人の発言にドン引き的な意味で」
「確かにちょっと二人ともおかしくなっちゃってますけど、でも目をまんまるにしたハルちゃんはとーっても可愛かったですよぉ?」
「え」
「わぁ、爆弾発言」
「四ノ宮、その話kwsk」
「落ち着け聖川。日本語まで崩壊させるな」
「この前、すごく暑い日がありましたよね?あの日の放課後、ハルちゃん教室で机に突っ伏してたんです」
「春歌は暑さに弱いですからね」
「はい。なので持っていたジュースの缶をぴとってくっつけたら」
「くっつけたら?」
「ぴゃって飛び上がる勢いで起きて、目をまんまるにしてました。ビー玉みたいで綺麗だったなぁ…吸い込まれちゃいそうで」
「まぁ確かに、ハニ…子羊ちゃんの瞳には不思議な力があるね。人を引き寄せる何かが」
「おいレン、今さりげなくハニーっつったろ」
「そうなんです!なのでそのまま引き寄せられるまま」
「…なんか嫌な予感がするよ、俺」
「…安心しろ。俺も嫌な予感しかしない」
「気付いたらおでこにキスしちゃってました!」
「なん…だと…」
「(マジかよ…嫌な予感的中した…)」
「そしたらハルちゃん、顔を真っ赤にして慌て始めて…その顔がまた本当に可愛かったんですよぉ」
「ソウデスカヨカッタデスネ」
「おいトキヤ、しっかりしろ!」
「四ノ宮ぁー!貴様ぁー!!」
「聖川落ち着け!」
「そっか…そんなに可愛かったんだ…じゃあ俺も今度やってみようかなぁ…」
「毒されるな音也!」
「…おチビちゃんは暑いのに元気だね。あとは任せた」
「ツッコミ放棄すんなレン!つーかどうすんだこのカオス!誰が収拾つけんだ!俺は嫌だからな!!」


 強制終了。オチもヤマも意味もないよ!




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