愛しい貴方に、愛の花束を。
まさか自分が、“一目惚れ”をするなんて思ってもいなかった。
その人とは、毎朝同じ時間に顔を合わせる。
顔見知りなのか、通学中の小学生や近所の主婦に、笑いながら軽く会釈をしている。
その笑顔がきらきら眩しくて。
気付けばその人の事ばかり考えていて。
これを恋と呼ばずに、なんと呼ぼうか。
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