2011/12/11 03:23 「ん、どうした左門?」 「僕は凄いモノを見てしまいました!」 「何だ?」 「食満先輩が彼女と密会している場面です!」 「彼女ぉ?」 「学園の外で、食満先輩と彼女さんが話をしていました!食満先輩もうデレデレで、あのツリ目も垂れっぱなしだったので、彼女さんで間違い無いと思います!」 「……それ、どんな女だった?」 「えっとお……目が大きくて、黒髪を綺麗な紅い髪結い紐で束ねていて、はにかみ笑顔が可愛い人です!」 「身長は?」 「高かったと思います!食満先輩と同じくらいです!」 「何を話してたんだ?」 「よく分かりません!でも、彼女さんはギンギン言ってました!」 「……その女、伝子さんより美人だったか?」 「美人でした!」 「左門」 「何でしょう!」 「今の、潮江先輩に言ってやれ。喜ぶぞ」 「ライバルの弱みを握るって意味ですか?」 「いや、これは潮江先輩自身の戦いだ。…そうか、少なくとも伝子さん以上なのか…」 「???」 とりあえず。 潮江先輩の女装姿は伝子さん以上の出来だという事が分かりました。 良かったですね、潮江先輩! |