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「あの子!
私達のために精一杯笑って、でも泣きたいの我慢しているから歪んで!
あの子が一番泣きたいはずなのに!!何て優しい子…」

「ああ」


伊月の母親と父親は、そう言って、伊月の乗った車が見えなくなるまで車を見つめ、家に入っていった。


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