「(さっきは何もできなかったね。
でも、今度何かあったとき、助けてあげられれば、それでいいんじゃないかな?)]


ね?と、ビックリしてあげた顔を、覗き込まれ言われた。


「…うん、そうだね。
ありがとう!水戸部!!」


そうして、伊月が目が覚めたらよろしく言っといてください
と宮地さんたちに言い、独房を後にした。


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