過去が変わらないなんて
ただの独りよがりだった

今更気付いたって無意味
生まれてしまった深い溝は埋められない


過去を忘れて今を生きていた
巡って辿り着いた場所には 決別のみ
自分を嘲笑う


遠いけれど近いと思っていたんだ
時がどれだけ流れようと 変わらないものだと

あると信じて疑わなかった 繋がり
居心地がよかった場所は
いつの間にか抜け落ちて 更地が広がる


すれ違った覚えもなく 温かい記憶に蓋をする
背を向けた後ろから 崩れ落ちた思い出


さよならも言えず
上辺だけの言葉の羅列を集めて またねの一言

弱く響いた声は 空に静かに溶けていく



壊れた繋がり




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