儚くも永遠を探す
浮かぶ光は絶望か希望か
答えは知ってたんだ


零れ火一つ
手をかざして影を作る
そっと動けば 変わる輪郭

もう何かを失くしたくなかった
塞ぎ混む心は水溜まりでいっぱい


温度のない闇が火を包む
地も空も溶けて
どこにあるか分からない
手探りで見渡しても掴めない

まだ弱々しく揺れる光に 甘えたくなる
モノは何もいらない
どこかで輝いてほしい


切れない縁の光と影
永遠はどちらにあるのか

見つけた時は燃え尽きた後



零れ火




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -