見渡すかぎり一面の 白銀の世界
舞う雪のように
降り積もる 募る想い
冬の一時に見られる風景
真直ぐで汚れのない 自然のままの白
光に映るとキラキラと 輝き魅せる銀
一瞬で変わる表情
愛しく思うのに
哀しみが心に響くのはなぜ?
降る雪に手を翳せば
手のひらに残るのは 儚く溶けた雪
舞い散る雪に視線を空へ沿わせる
頬に伝うのは 雪と憂いさが溶け込む雫
どこまでも
永遠と果てしなく続く冬景色
ただひたすら目の前に広がる
白銀の世界
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -