見渡すかぎり一面の 白銀の世界
舞う雪のように
降り積もる 募る想い


冬の一時に見られる風景
真直ぐで汚れのない 自然のままの白
光に映るとキラキラと 輝き魅せる銀

一瞬で変わる表情
愛しく思うのに
哀しみが心に響くのはなぜ?


降る雪に手を翳せば
手のひらに残るのは 儚く溶けた雪

舞い散る雪に視線を空へ沿わせる
頬に伝うのは 雪と憂いさが溶け込む雫


どこまでも
永遠と果てしなく続く冬景色
ただひたすら目の前に広がる



白銀の世界




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