500文字覇淮(安心の下ネタ)


「どうよ!安心したか郭淮!コッチは父さん譲りの逞しさなんだ」
夏侯覇は惜し気もなく、鍛え抜かれた肉体を晒し、堂々と仁王立ちで自らの雄を郭淮に見せ付けた。
郭淮は牀の上で乱れた衣服の間からはかなげな陰のある色気を立ち上げる素肌を覗かせながらけだるげに横たわっていた。惜し気もなく開かれた足の奥にある郭淮の雄は衣服の僅かな影にその淫らな姿を隠している。
郭淮は夏侯覇の体を恥じらいもなく平然と眺めると息をついた。
夏侯覇はその姿に息を飲む。若い欲情は郭淮から放たれる色香に煽られ、その姿をより天へと伸ばす。
ふいに郭淮は動いた。
「否!まだまだです夏侯覇。お父上、夏侯淵将軍の怒張はそのように生ぬるいものではありませんでしたよ!」
郭淮はそう言いながら、両手に拳を作る。
「だからなんでお前が父さんのこと知ってんだよおおおおおおおお!」
夏侯覇はがくりと膝を落とすと、悔しそうに床を拳で叩く。
この際、父親と郭淮どちらに嫉妬と怒りを向ければいいのかわからない夏侯覇だった。

おわり。

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