会話文
「あーあ、ずるいよねー」
「は?なにが」
「小さい頃は私と同じくらいの身長だったのにさー、いまじゃ10p以上も違うし。」
「なんだそれ、当たり前だろ。」
「なによー、孝介だって野球部の中じゃちっさいくせに。」
「うっせ。つーか、おまえと同じ身長じゃ格好つかねーだろ。」
「別に格好つかなくてもいいでしょ。」
「俺はそれじゃ嫌なんだよ」
「なんでー?そりゃあ女の私なのに負けるなんてダサいかもしれないけどさー」
「そうじゃねーよ。まぁ、それもあるけど…」
「じゃあなに?」
「…好きなやつのまえでそんなダサいまねできるかよ」
「え…、孝介…?」
「さーて、早く宿題終わらせねーと。」
「ちょっ、孝介!さっきのどういう意味よー!」
「さぁなー」
君に惚れ直す瞬間
(不意打ちなんて反則だ!)
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幼馴染みと泉のある日の話。
ちなみに泉宅。
10.09.01~11.12.22