「佐助ーっ。」 あぁ、俺様の可愛い彼女の名前。その愛しい声で俺の名を呼ぶ。 でも俺は天の邪鬼。わざと返事をしない。 すると、名前は頬を膨らませて「もう!聞こえてるなら返事してよ!」と背中に抱きついてきた。 「何か用?」 名前の反応が可愛いから。少しいじめてみる。 「分かってるくせに。佐助のバカ!」 その拗ねた顔も可愛いから。でも、一番可愛いのはコイツの笑った顔。 だから、俺はコイツの耳に囁く。 「好きだよバーカ。」 それだけで顔真っ赤にさせて嬉しそうに笑うお前が大好きなんだ。 好きだよばーか [Back] |