かなしみはすくいになりえるのか |
ロング・ロンリー・ラストナイト
髪、一筋の傷さえ
許されたいなぞ思わない
消せない疵、逃れえぬ光
姫は蛙に恋できるのか
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くずれてみせてよ、わたしのために |
巡らない一週間
土砂降りの日に、きみと出会って、
嘘を吐いて、跪いて、許しが来る日を待っていた
それはアルファであり、そしてオメガでもある
情熱を踏み躙った声と共に
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どくからうまれてちょうになる |
手をかざして陽を透かして煌めく水色は恋をする
完全な色などないわ
そう、じゃあ好きに死ね
始まりは戸惑いから
お願いだよ、目を、覚まして
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かなしくなんてないよ |
この胸の奥に沈み込む空虚さは
気になっちゃったんだもん
何故そいつが生きているのか、僕にはそれが理解できない
星空には願いを、君には望む明日を
ひとしずく そのなみだをぼくに
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くじらいろのひとみ |
焦がれた、恋いに、焦がれた
そっ首刎ねてやろうか
思い合いとか云うけれど
ここは世界の宴、破滅と喜びと衰勢の果て
ただ、君の隣に居たい
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たくされたのはきのうで |
それが善になるか悪になるかは、全てお前にかかっている
望んでいるのに、どうして
熱を持ったてのひら
さあ、凱歌を歌いましょう
枯葉を踏み付けた雪の色
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くだけたねはだれだったのか |
手をかざして陽を透かして煌めく水色は恋をする
完全な色などないわ
そう、じゃあ好きに死ね
始まりは戸惑いから
お願いだよ、目を、覚まして
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きみどりのぜつぼう |
幾千万の刻を越えて
終わらないスタッフロール
僕のいちぶになればいい
沈黙は笑顔で
常闇の夢の中で、きみはきみのまま微笑んでいるでしょうか
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くるしんだぶんだけしあわせになって |
思い出は悲しいと泣く
目の前で死んだのは親友でした
嘘つきの女神
傷つけて、飲み込んで、そうしてとろけてとかしてしまって、
これが僕の願いだ
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くちはてよ |
このどうしようもない欲の為に
ぼくのなれのはて
そして、おわりのひ
どうしてこんなにも悲しい
夢のようにきみが死ぬ
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