今日はいい天気だなあ、なんて真夏でギラギラと太陽が照りつけるも俺はクーラー快適な教室の中だからのんきにそんな事を考えてうーっと伸びをしながらとなりを見た。
快適な空間の中にいると居心地がいいらしく彼女は机の上で気持ちよさそうに寝ている。
長いまつげに血色の良い唇から時折聞こえる寝息、やましい気持ちなんてないのになぜか頬が染まった。
「可愛いなあ・・・」
じーっと見つめていると彼女の顔がぴくりと動きとろんとした瞳に俺が映る。
「ふみき・・・?」
「あ、お、おはよお!」
あたふたと返事をする俺にまだ起きたばかりの彼女は眠たそうにしながらも柔らかく笑ってゆっくりと起き上がった。
ただ好きなだけでこうも相手の行動一つに心臓が高鳴るものなんだとクーラーがきいてるいるにもかかわらず俺の身体は熱を帯びている。
「なんだかあついねえ」
「ふふ、ふみき顔赤い」
そういってぷに、と俺の頬をつつく彼女はふみきは可愛いなあと楽しそうに笑った。
「俺可愛くないよお、なまえの方が可愛い」
お返しに寝た跡がついている頬をぷに、と触るとなまえは顔をほんのり赤く染めてうつむいた。
お互いの頬をつついている俺たちははたから見たらバカップルに見えるのかな、なんて思ったけどそんなのどうでもよくて、
ただ目の前にいる彼女が可愛いくて仕方なくて気づいたら俺の体は勝手に動いていてきょとんとする彼女にちゅ、と軽く口づけるとその頬は真っ赤に染まっていた。
その場所亜熱帯につき
(あいつら真昼間から何してんだ・・・)
(見てるこっちが恥ずかしい・・・!)
⌒⌒⌒⌒
120728
ふみきの甘い夢がかきたかったんですあはーん←