勉学

 このクラスの人間と友人だった他クラスの生徒も。

 様子を見て違和感を訴えてくれる生徒も。


 どっかのクソ担任が手を回したからか。
 先生に言っても何も動かないからか。



 何にもいなくなってしまった。



 気がつけば、このクラスは遮断されていたのだ。


 2-4は近寄ってはいけない教室。
 いらない教室。

 そういわれている感覚に陥る。



 さぁ、そろそろ
 テストの期間だ。




「勉強するよ!」



 いちるが元気にそう私たちに言った。



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