その他



@ゲーム「チャップリン!!」真尋


 好きだとか嫌いだとかそういう恋愛感情の視点から見る以前に、君といると気が楽っていうかさ、自分らしくいれるんだ。
 つまりなんて言いたいのかっていうと、君のそばは安心して、俺らしくいれて。
 そりゃあちーちゃんみたいにカッコよく締まらないけどさ、あぁ、言葉もうまく纏まらないや。



A

 愛は綺麗なものか汚いものか、考えたことはあるか。
 彼に問いかけると首を僅かに傾けた。

「あるだけで強くも優しくもなれる。綺麗なものなんじゃないかな」

 そう言って、目を細めて。

「なんて、そういう答えを君は望んでいたのでしょう」
 その笑顔はとても、残酷で。



B

 ずっと友達だと、大切な友達だとあなたは言った。
 可愛らしい笑顔をこちらに向けながら、純粋にそう言った。

「そうっすね、先輩は俺の大切な、友達っすわ」

 への字だと笑われる口元は不自然に歪んでいないだろうか、悪巧みしてそうな目元は優しく笑えているだろうか。


 友達なんて、思ったことないくせに。

(「好き」って言ったらあなたが離れていくなら、友達でいいよ。)


C

「生きたいと思ってても生きられない人だっているのに」

 今まさに命を投げ出そうとしている彼女にそう告げると、彼女は目を細めて嘲笑を浮かべる。

「そうやって赤の他人の生の希望すら背負って生きていかなきゃならないなら、やっぱり早く楽になった方がいいと思うの」



ログログ。
こうまとめるとやっぱり暗いお話の方が書くの好きみたいですね。

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