お前にはプライドは無いのかと、そう俺は聞きたかったのに。もっとゆっくり悠長に話を進めたかったのに。唇が紡いだのはその一言とは一文字も一致していない一言だった。

「現実を見ろ」

その日が確か、俺が狩屋の夢を壊した日だった筈。




2012.03.12 (Mon) 13:54


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