「らしくもないな、気味悪いくらいだ」
「…口が悪いな」
「俺に敬意を払われたって気味悪いだけだろうが」
「まあ、選ばれなかった連中のいささか面倒な思いでも背負っていくといい」

言われなくとも、背負っていく。背負ってやる。
そう言って白竜は俺に荷物を預けた。

(いつ、返せばいいだろうか)




2013.05.10 (Fri) 17:07


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