【主人公】
ふふふ〜ん。今日はちょっと贅沢してお菓子持ってきちゃった!▼
たまにはベンチでおやつ食べながら
勉強してもいいよね?ここら辺でいいかなっと!▼
……?!わぁっ!!▼
あれ、士官学校の制服?…お、女の子?なんで茂みの中にいるんだろう…。
ね、寝てる?▼

【リンハルト】
………▼

【主人公】
きれーな顔……。ってそんな事より!もしかして倒れてるの?ど、ど、どうしよう、早く医務室に運んであげないとっ!▼
あっ、シルヴァン!シルヴァーン!!▼

【シルヴァン】
どうしたんだよ主人公。わざわざ駆け寄ってくるなんてさ、そんなに俺に会いたかったのか?

【主人公】
そんな冗談言ってる場合じゃないの!女の子が!倒れてて!▼

【シルヴァン】
! なんてこった!そんじゃ、王子様が迎えにいきますかね▼
主人公案内してくれるか?▼

【主人公】
こっちだよ!早く!▼

(暗転)

【シルヴァン】
………主人公、もしかして倒れてる女の子っていうのはこいつのことか?▼

【主人公】
え?うんそーだけど…▼

【シルヴァン】
主人公…勘弁してくれよ…。俺行くわー。寝てるだけの野郎を担ぐ気は無いんでね▼

【主人公】
シルヴァン!ちょっと待ってよー!
え…男の子、なの?▼

【リンハルト】
ふぁ…。騒々しいなあ▼

【主人公】
あ、ご、ごめん…。倒れてるのかと思ったから人呼んじゃって…▼

【リンハルト】
あぁ、主人公か…いいよ。僕もついうっかり寝てたのも悪いし…▼
はあ、眠い…。▼

【主人公】
え?なんで私の名前▼

【リンハルト】
たまに図書館で見かけるからね、百面相してるから面白くて…▼
所でその手に持ってるお菓子ひとつもらってもいい?▼

【主人公】
いいけど…私が作ったから味の保証はちょっと出来ないかな▼

【リンハルト】
ありがとう、鼻歌混じりに君が来て、相当楽しみにしてるみたいだったから大丈夫じゃない?じゃあ僕もう行くから▼

【主人公】
えぇ…▼

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