【マリアンヌ】
………っ主人公さん…!!▼
【主人公】
…………。……ま…まりあんぬ…?
わたし……ここは?▼
【マリアンヌ】
医務室です……覚えていますか?主人公さんは…さっきの戦いで盗賊に、胸をひと突きされて…反撃をしたあと気を失っていたんですよ…▼
【主人公】
あ…そうか、私…▼
【マリアンヌ】
ごめんなさいっ…!!▼
私が、やっぱり私なんかと一緒にいたからっ…!主人公さんがこんな目にあって…!ごめんなさい…!ごめんなさいっ…!!▼
【主人公】
っま、マリアンヌ落ち着いて▼
【マリアンヌ】
もう、私…耐えられない……主人公さんが…死んでしまうと思うと…怖くて……
だから…だから…もう…わたし……▼
【主人公】
マリアンヌ、それ以上いうと怒るから!
…話を聞いて…!!▼
【マリアンヌ】
…っ!
【主人公】
マリアンヌ……さっき胸をひと突きされたって言ってたよね?▼
あの時…死んだと思った。どうしてもかわせなくって、終わったと思ったの…▼
でも、でもねマリアンヌみて▼
【マリアンヌ】
…ぁ…わたしが…あげた手鏡……割れてる…▼
【主人公】
まりあ……まりあんぬ…っ…あのね、あのとき、胸ポケットにこれをしまってたの…▼
それで、槍に鏡が……鏡に当てって…反撃できるくらい…わたしだ…だい……大丈夫だった、んだよ……▼
ねぇ…この意味が…わかるっ…?
私、マリアンヌと出会ってなかったら…マリアンヌがプレゼントをくれなかったら…あのとき私…しんでだんだよっ…?▼
マリアンヌっ……!マリアンヌが私の命を助けてくれたのっ…!やっぱり、マリアンヌは不幸を呼ぶ人間なんかじゃなかったんだよっ!まりあ………!!▼
【マリアンヌ】
主人公さん…っ……そんな…うぅ……うぅあああ……ううぅうう…!▼
【主人公】
……手鏡壊しちゃってごめんね…ありがとう…ありがとうマリアンヌ…▼
【マリアンヌ】
私の方こそ…ありがとうございますっ……
主人公さん……よかった…主人公さん…!▼
あの時なんにもできなくって…目の前が真っ暗になって…自分を責めて…あなたの前から消えようと思った…▼
でも、もうやめます……すぐにはこの紋章を受け入れることは無理かもしれないですが…でもこれからも…。これからもあなたの隣にいることを、許してくれますか…?
【主人公】
うんっ!当たり前だよ…!一緒に…これからも一緒に居ようね…マリアンヌ…!▼
【マリアンヌ】
……はい!これからは…あなたの隣に相応しい自分になれるように…変わっていきますから…▼