【主人公】
マ・リ・ア・ン・ヌ!▼

【マリアンヌ】
きゃっ…!…主人公さん………!!▼

【主人公】
えへへ〜触っちゃった!▼
マリアンヌちょっと細すぎない?ちゃんと食べてる?▼

【マリアンヌ】
食事は…ちゃんととってます…。あの、主人公さん…離れてください…▼

【主人公】
だめだめ、今日はマリアンヌにお届け物があるんだ。
これ、落としたでしょう?▼

【マリアンヌ】
あっ……。はい…これ、私のです…。
すいません、また…お手を煩わせてしまって……▼

【主人公】
ううん、全然大丈夫だよ。
それよりも、すいません、じゃなくって他の言葉が聞きたいなあ▼

【マリアンヌ】
他の…言葉……?
…あっ……主人公さん……ありがとうございます▼

【主人公】
ふふ…どういたしまして!マリアンヌの為なら、お安い御用だよ▼

【マリアンヌ】
……失礼なことを承知でいいます……主人公さん…もう、私に触らないでください……▼

【主人公】
………なんで?…嫌だった?▼

【マリアンヌ】
嫌なんかじゃ……主人公さんは…とっても優しい人だから…。私に関わって不幸になってほしくないんです…▼

【主人公】
呪い、の件ね
ねぇ、どうして解くことが出来ないの?かなり強力な黒魔術だから?▼
私、凄いへっぽこで、頼りないかもしれないけど… ……マリアンヌの力になりたいの…お願い、教えて…▼

【マリアンヌ】
…主人公さん……。
………黒魔術からなる呪いの類ではないんです…。私の…紋章のせいで…私に宿る紋章が、みんなを不幸にするんです……▼
だから、解く方法なんて、ない…死ぬ以外は…▼

【主人公】
紋章で人が不幸になるの?紋章ってそんな力あったっけ…?
ねぇ、ハンネマン先生のところに行って調べてもらおうよ!▼
そしたら、紋章のせいかどうかも分かるし治るかもしれないよ!▼

【マリアンヌ】
だめなんです…!この紋章は人に見せるなって義父に言われているんです…!
それに、私に近づいた人はみんな不幸に…!▼

【主人公】
………マリアンヌ、具体的にその不幸の定義ってなに?▼

【マリアンヌ】
…それは…命を落としたり……▼

【主人公】
それは生きる上では仕方のないことだよ、何かの不注意かもしれないしその人がただ単に運が悪くてって場合なんじゃないの?▼
現に、私も学級のみんなも死んでないじゃない▼

(ロストがいた場合分岐)
【主人公】
それは、こんな世の中なんだから仕方ないよ。先に居なくなっちゃった人もいるけど…どうしてそれがマリアンヌと関係してるってわかるの?▼

【マリアンヌ】
それは……▼

【主人公】
マリアンヌ……私、マリアンヌが紋章に囚われてるだけな気がする…。
それがある意味呪い、なんじゃないかな?▼

【マリアンヌ】
…紋章に囚われる…呪い?▼

【主人公】
うん…ねぇ、私が証明してみせるよ!
マリアンヌと一緒にいても不幸になんてならないって!▼

【マリアンヌ】
…そんな!やめてください…!そんなことして、主人公さんが……いなくなったら……!▼

【主人公】
だめ!もう決めたから!
もう、決めたんだからね!マリアンヌが嫌がっても、今日から一緒に食事もするしおでかけだってするから!

【マリアンヌ】
きゃっ……!主人公さん…!どこへ…!▼

【主人公】
手始めにここじゃなくって私とお茶会しよう〜!▼


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