ディミトリ支援会話A

【主人公】
……はい、これでもう大丈夫だよ▼

【ディミトリ】
……無駄な事をしなくても良かった▼

【主人公】
無駄な事なんかじゃないよディミトリ…
ディミトリはこうして生きてる…▼

【ディミトリ】
…………。
主人公、俺のことを幸せにすると言ったな▼
もうそれは諦めてくれ、頼む▼

【主人公】
なぜ?ディミトリでも私の意思を曲げること出来ないよ▼

【ディミトリ】
ならお前にも俺の意思を曲げる事は不可能だ▼
…………主人公、想像出来るか?今も尚囁かれる憎悪を……受け続ける苦痛が。いつまでも死者は語り続ける…無念だと…ずっと俺の中で……。
俺は目を逸らせないんだっ…!▼
皆を置いて一人だけ微笑うなどと、生きる希望を持つ事など………到底出来るはずがないっ…!▼

【主人公】
………ディミトリ……いいんだよ、それで▼
ディミトリは死者に呪いをずっと与えられてるというなら、生者が…私が幸福をずっと与え続けるから…▼
押しつぶされそうになるなら、私が押し返すから……。
許されないのなら私が許したい!そのあとはディミトリが選択すればいいの!▼

【ディミトリ】
…!
………▼
主人公…
何故だろうな、お前の言葉を聞いていると……抱擁されているような気がする▼

【主人公】
ディミトリ…▼

【ディミトリ】
しかし俺が許されないのもまた事実。この感情に、決別が…出来ないんだ。ならば……▼
お前が諦めないと言うのならば、お前の決意が無くなるまで、……主人公が諦めるまで……そばにいて欲しい▼

【主人公】
…!!
うんっ…!うん!勿論だよ!▼
ずっと離れないから、絶対に!▼

【ディミトリ】
……ありがとう▼
あの、ところで主人公。言っておいてなんだが…それに、意味はあるんだろうか?
生涯を、共に歩むなどとそのような…感情は…▼

【主人公】
えっ?▼

【ディミトリ】
………いや、その▼

【主人公】
……えっ?!▼

【ディミトリ】
……はは…なんてな、……俺も…随分、冗談が上手くなっただろう主人公……▼

【主人公】
…は、ははっ、と、唐突だなあ…はは▼

【ディミトリ】
…………主人公、お前のお陰で俺は救われた。だが、くれぐれも無理だけはするな。その…俺が、嫌だから▼

【主人公】
ふふ……うん、大丈夫だよディミトリ。
ありがとう▼

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -