熱帯夜 West Beachにはエアコンなんて快適な家電はない。 海風がある日は窓を開けておけばそれなりに風も入る。しかし、真夏で窓を閉め切ってしまえばサウナのようになることも……。 「んっ/// コウ、ちゃん……」 「美奈子……」 そんなサウナに近い状態の室内で私たちは、お互いに下着だけを身に着けた状態で抱き合っていた。 コウちゃんの熱い舌は私の舌を捕らえ、絡み付いて離さない。溢れた唾液は口端から垂れると、そのまま私の胸の谷間へと落ちていった。 どのくらい激しくキスをしていたのかわからない。 鼻で呼吸をするにも限界を感じた頃、コウちゃんの唇が私の唇から離れた。 しかし、コウちゃんは呼吸を整える間もなく今度は私の首に唇を落とす……。 「あん///」 コウちゃんの舌は唾液のあとを辿るように私の肌を舐め始めた。 そのまま胸の膨らみをゆっくりと弾力を確かめるように舐められれば、震えてゾクゾクと鳥肌が立つ私の腰。 腰がビクッと無意識に動くと抱き合ってるコウちゃんにも伝わるらしく、舌による愛撫は更に濃厚なものになる。 「舐められるだけでそんなにいいのかよ?」 「ん/// だって……あっ」 ブラジャーのフロントホックが外され、まろび出る私の胸。快感で勃ち上がった乳首がコウちゃんの眼前に晒されると、すぐにしゃぶられた。さっき口内を蹂躙していた熱い舌に硬くなった乳首が舐め転がされるのはたまらなく気持ちが良い。しかし、少しだけ物足りない…… 「コ、ウちゃ…ん///」 呼ばれたコウちゃんは乳首に吸い付いたまま「なんだ?」という目を私に向けた。 「あの、ね……もっと…もっ/// 痛く、していいから……」 ―できるなら、噛んで欲しい― すぐに、乳首に軽い痛みが走った。 コウちゃんは犬歯でグニグニと甘噛みしながら、空いてる手をショーツに忍ばせる。 「こんなに濡らしやがって……エロい女」 「ひゃぅ///」 耳元で吐息混じりにしゃべられ、否定の言葉を紡ぐことことさえできない。その代わりのように私のソコからはトロトロと愛液が溢れ出す。 * * * 「あっ、あぁ!! ひぃっ///」 今、私のショーツの中にはいわゆる“ローター”というものが仕込まれている。 秘部の小さな突起を刺激するように置かれたそれにより、秘部からは止め処なく愛液が零れ、もはやショーツとしての役割を果たせないほどにグチョグチョに濡れてしまった。 「あぅ/// ぅぅ…っ!!」 「クク……美奈子、気持ちいいか?」 私のショーツにローターを仕込んだコウちゃんは満足そうに背後から私を抱きしめながら左手で胸を愛撫し、右手でショーツ越しに秘部をなぞっていた。 コウちゃんの指が布越しに膣の穴に指を押し込む動きをすれば、吸い込みきれなかった愛液がジュワっと染み出し、コウちゃんの指を伝い落ちる。 「アァ///」 コウちゃんはクロッチを部分を横に寄せて、直に秘部に触れてきた。 胸を愛撫していた左手は、外れそうなローターを固定して、右手は一気に2本も膣内に挿入される。 グチュグチュジュポジュポという水音はいつもより確実に大きく、“大人のおもちゃ”を使用された自分がいつも以上に感じてしまった事実を嫌でも認識させられるレベルだ。 「そんなに、ローターが好きか?」 「ち、ち…がう///」 「違わねぇよ。オマエのここ、皮から頭出してるじゃねぇか? 弄り方変えてみるか……」 「…っ、イヤァァァ///」 今度はローターが膣内に潜り込み、コウちゃんの手が芽をグリッと押し潰した瞬間、私はソファに座るコウちゃんの上で大股を開いて、はしたなくイッてしまった。 しかも、イッた瞬間に盛大に潮を噴いてしまい、潮が手前のテーブルに掛かった。 あまりの恥ずかしさと快感に気を失いそうになった私の意識は、すぐにコウちゃんに覚醒させられる。 私はソファの上に股を開いて下ろされ、その際に私のショーツは脱がされた。コウちゃんはソファに座る私の前にしゃがみ込む。 ―まさか…― 「コ、ウちゃ……ひぅ///」 その“まさか”だった。 コウちゃんは、私の秘部にしゃぶりついた。 脚を閉じたくても、コウちゃんに膝裏を固定されてるから閉じることもできない。 「ひぃぁ/// コウちゃ……らめぇ///」 ダメなんて言いつつ気持ちが良いのは確かで、でも恥ずかしいのも確かで……行き場のない快感を紛らわそうとコウちゃんの頭を秘部から引き離そうとするも失敗に終わった。 いつもなら、髪型が崩れることを嫌がるコウちゃんの髪型をクシャクシャに崩してしまったのに、コウちゃんは気にせずに私の股に顔を埋めるのを止めない。 音を立てて溢れ出る愛液を吸ったり、硬く尖らせた舌先を膣内に出し入れしたり、芽を噛んだり、吸ったり、舐めたり……。 真夏の密閉状態の部屋で体から汗が噴出すのも気にせずに絡み合う、濃厚すぎるセックス。 * * * 私はソファに手をついて、背後に立つコウちゃんにお尻を差し出す。 コウちゃんは先走りでドロドロになった巨大な自身を扱くと、私の入り口に先端をくっつけた。コウちゃんの濃い先走りが私の愛液と絡まりながら肌を伝う…… 「もう、我慢は無理だ/// 挿れっぞ」 「うん/// あぁぁ!! ん…大きいよぉ///」 大きな亀頭が入るだけで、もの凄い圧迫感と快感!! その恵まれた体格に見合うだけの長大なソレは私の子宮口にまで楽に届くレベル。 最初の頃は痛くて仕方なかった大きさも、子宮口への突き上げも、今では快感でしかない。 「ハっ/// 美奈子、痛くねぇか?」 「コウちゃん/// あぅ! あぁぁ/// きもちいい!!」 「そ…うか/// ハァ、ァッ!!」 「イイ/// あぁ!!」 私の左足をソファに乗せると、ピストンはさらに激しくなった。 「ハァハァ! 美奈子、一度出すぞ!?」 「うん/// いいよ! わた、しもイッちゃ…から!! い、いっぱい出して///」 今までより深く子宮口を抉るような一突きに私が先に絶頂を迎えると、コウちゃんも子宮口に勢い良く射精した。 室内とは違う熱さでいっぱいになるお腹に子宮が反応するのがわかる。 長い射精が終わったのも束の間、私は床に仰向けに寝かされた。 抜かずに器用に体位を変えられたため、動いたコウちゃんの亀頭が私の良い所を刺激してしまい、それだけで私はイってしまう。 絞り取られる感覚に耐えたコウちゃんは、私の足を思いっきり広げると改めてピストンを再開。 腰がぶつかる度に硬い陰毛が芽に触れてチクチクと刺激されたが、すぐに激しいピストンで溢れてきた二人の精液で陰毛は柔らかくなった。 「美奈子///」 「コウっちゃん/// アァ、コウちゃん///」 「イきそうか? 好きなだけイけ……俺もっ!!」 「キスし……んっ///」 熱帯夜 私たちは抱き合い、キスをしながら果てました。 END 〜あとがき〜 94000hit・キリ番を踏まれたしおり様に捧げます。 濃い目……今の自分に出せる最大級の濃いエロがこれくれいなんですが……いかがでしょうか?? なんか激しい感じにしたら、ただの絶倫に……。 先に謝っておきます。すみませんでした!! お持ち帰りはしおり様のみでお願いします。
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