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熱気と湿気の中で


「ゴメンネ。琉夏くん、大学あるのに……」

目の前で私の顔を心配そうに覗き込む琉夏くんに謝れば、柔らかい笑顔が返ってきた。

「単位も成績も問題ないから、しばらく休んでも平気。それより、オマエの顔見れないほうが不安だからね」


昨日の朝、起きたら身体中が怠くて熱かった。
琉夏くんに支えられて病院に行けば“季節の変わり目による風邪”の診断。

処方された薬と琉夏くんの看病のおかげで、だいぶ体調も良くなった。
明日には仕事に出れるかもしれない。

「お店にも迷惑かけちゃったなぁ……」
「店長、心配はしてたけど、迷惑とかは思ってないよ? 『美奈子ちゃんいないと寂しい』って」

新しい濡れタオルを持ってきた琉夏くんが、おでこに掛かった前髪を払いながら、額に唇を落とす。

「よかった……熱、だいぶ下がったな?」
「琉夏くんの看病のおかげだね?」
「エラい?」
「凄くエラい!!」

*
*
*

─昨日はお風呂に入れなかったし、今日は入りたいなぁ─

そう考えたら、どうしてもお風呂に入りたくなってきた。
着替えを持って、お風呂に向かう途中、リビングにいる琉夏くんに声をかける。

「琉夏くん」
「ん? どうしたの? 俺が恋しくなった?」
「もう。私、お風呂入るね? 汗でベトベトして気持ち悪くて……」
「えっ!? あっ、ちょっと待ってて!!」

そう言い残して、慌てて部屋を出た琉夏くんは20秒もしないで戻ってきた。

「お待たせ。じゃあ、お風呂行こっか」
「えっ……」

パジャマと下着を抱えた琉夏くんが空いてる手で私の手を捕まえる。

「俺も一緒に入る。美奈子、まだ本調子じゃないんだから危ないだろ?」
「大丈夫だよ?」
「ダメ。お風呂でのぼせて気を失って、溺れるかもしれない。フラついて、足滑らせて、頭打つかもしれない……お風呂は危険がいっぱいなんだ」


* * *


琉夏くんは「危ない、本当に危ない」と脱衣所にも一緒に入ってきた。そして、私のパジャマに手を掛ける……

「じ、自分で脱げるから///」
「いいから俺にやらせて? いつも世話になりっぱなしだからさ、こんな時くらい俺に世話焼かせてよ?」

そう言って、一つ一つボタンを外していく。その動作が妙にゆっくりしていて、恥ずかしい……。
ボタンが全部外された。
パジャマの前がブラジャーをしてない胸の乳首を器用に隠しながら、だらしなく開く。

今度は上着はそのままに、琉夏くんの指がズボンを下ろす。上をだらしなく羽織っただけで下はショーツだけの状態、今の私はなんて……

「……すげー、エロい」
「///」
「ほら、パンツ脱がすよ?」

自分で上着の袖から腕を抜いたら、ちょうど琉夏くんがショーツを下ろした。

明るい中で全裸を晒す恥ずかしさから、慌ててショーツから足を抜いて、風呂場に逃げ込んだ。


湯船に湯を入れ始めてすぐに、琉夏くんが平然と全裸で入ってきたから思わず目を逸らした。


* * *


先に私が湯船で温まり、琉夏くんが身体を洗い流したら交代。


─1日入ってないだけなのに、ずいぶん久しぶりな気がする─


「身体はもう平気?」
「うん。お風呂入ったらスッキリしたみたい」
「そっか、よかった……」

そう言って琉夏くんは湯船から出ると私の後ろに回った。

「琉夏くん!?」
「ゴメン……我慢できなくなっちゃった」

そして、背後から胸を揉みしだく。

「イヤッ///」
「頭ではわかってたんだ。でも、オマエの裸見てたら、身体は正直で…」
「あぅっ!!」

刺激で勃ち上がった乳首には擦り潰すような愛撫を施される。

「気持ちいい? オマエ、痛いくらい乳首摘まれるの好きだもんな?」
「まっ、待って!! せめてお風呂から出てから……」
「今日はこのままヤろう。ここなら、汚れても問題ないだろ? 美奈子が濡れ濡れに濡らしても洗い流せばいいんだ」

琉夏くんは私を抱え上げると、自分が椅子に座り
私を膝の上に座らせた。

両手で乳首を弄っていた琉夏くんの右手が太股と太股の間に滑り込む。

太股の柔らかさを堪能したら、指はすでに愛液を零している私のアソコを目指す。

グチュ

「んァ///」
「スゲー……胸だけで、こんな濡れてる。風邪引いてるから?」

三本挿れられた指がバラバラに動かされた。

「気持ちいい? 鏡にバッチリ映ってるよ。俺の指をズッポリくわえ込んだエッチな場所」
「えっ!? っいや/// あっ、あん!!」


じゅぽじゅぽと愛液が飛び散るほど、激しく掻き回す。

「ダメっ///」
「イキそう?」

我慢出来ずにこくこくと頷くと、すぐにドロドロの中が激しく収縮し、透明な液が激しく噴き出した。

目の前の鏡に潮がビチャビチャと飛ぶ。とんでもなく恥ずかしい。


「いや、ハァ……んっ///」
「汚しても良いから、余計に感じちゃったんだ。鏡に潮噴いて……美奈子すごいカワイイ///」

琉夏くんが入れっぱなしだった指を抜いたら白く濁ったドロドロの愛液がコポリと零れた。

愛液を纏ったままの指で、皮の捲れた芽を摘まれる。
ヌルヌルだから強く愛撫されても痛くなく、ただひたすら気持ちいい。

「ひぃあ……やら〜///」


口端から涎が垂れる。
その涎を琉夏くんに吸われた。

ヌルヌルでドロドロ。

「もぅ……琉夏く、ん/// 挿れ…て///」

風邪と熱気で頭が朦朧として理性が消え、我慢できずに腰が動いた。
お尻に自分から固く大きくなった琉夏くんのアレを擦り付ける。

「ん〜、まだ、ダメ。もうちょっと弄りたい」



芽ばかりを集中的に弄られて数分。

「……あっ、琉夏く、ん! ちょっと…待って! トイレ、トイレ行き…たい/// で、出ちゃいそう///」
「おしっこしたくなっちゃった?」

風邪引いたから、水分一杯取った。その上、琉夏くんはさっきから芽と一緒に尿道口も弄ってる。
ダメ、このままじゃ、漏れちゃう…///

「じゃ、漏らしちゃえよ? 見たい」
「やだっ、なに言ってるの!? ……あぁっ!?」
「ここなら漏らしても大丈夫だからさ……おしっこしてる姿、見せて?」

耳を食みながら囁かれ、下腹部がグッと押された。

ダ、ダメ!! あっ……

―ショロショロ…プシャァァ―

「あっ……ハァ、ぁ///」

薄黄色の液体が最初は弱く、すぐに勢い良く噴き出した。
鏡には、大きく股を開いて排泄する私が映る。

「や、やだ〜/// 見ないで!」
「すごいエロい///」

勢いをなくした小水は私の股を伝い、琉夏くんの太股にまで垂れた。

恥ずかしさがピークに達して逃げ出したい!
それなのに、力の抜けた腰は思うように動かない。

「ハァ、なんか凄い興奮しちゃった/// 良いもん見せてくれたご褒美に挿れてあげる」
「待っ……汚いから、ココ洗っ…あぁ///」

後ろを振り返った瞬間、硬くて熱いソレがズプっと胎内に侵入してきた。

「汚くないよ。なんなら、今度飲んでもいいよ?」
「っ!! ……やだ、本当にやだっ!!」
「残念。じゃあ、こっちに集中して」


私の体重が手助けして琉夏くんのソレは子宮口をグリグリと抉る。

「いゃぁ/// あっ、あぁ!」
「奥まで、ズッポリ……丸見えだな。ほら」

さらに足を大きく広げられた。
厭らしく充血するソコは琉夏くんの大きなソレを簡単に飲み込んでいる。

「気持ちいい? 中、キュンキュンしてる」
「ぁん/// おね、お願いだから……言わないでぇ!!」
「言われると感じちゃうもんな? あっ、また漏らした」

ショロショロと潮か尿かわからない、暖かい液体が漏れて、琉夏くんのソレに掛かった。


「ん……美奈子、ちょっとこっち向かすから」

繋がったまま、器用に体位を対面座位に変えられた。

「あっ! そこ、キモチイイ///」
「やっぱ、美奈子の感じた顔は鏡越しじゃなくて、間近で見た方がいいや///」


* * *


私は飛ばされないように琉夏くんの首に両手を巻き付かせてひたすら快感を感じてるだけ。

すると、琉夏くんの大きな手がお尻を鷲掴んできて、すぐに尻肉をモニュモニュと揉まれた。

「っ///」
「オマエの尻、お餅みたいで触り心地サイコー」
「やっ///……ホント?」
「うん、おっぱいもお尻もサイコー/// 俺、一日中揉んでたい」

唇に吸い付いたら、琉夏くんから口を開き、舌をを絡ませてきた。すぐに溢れる唾液の交換。


「らめ…いっ、ちゃう///」
「イッて? 俺も出すから」

ガンガンと子宮口が抉られ、痛いほどの快感に足はすでに感覚がない。

「っあ、あぁ! ぃやぁぁ///」
「……っ、出る///」

グッと腰を強く抱き寄せられた瞬間、胎内に熱い精液が吐き出されたのがわかった。
子宮口にビュービューと当たる精子が気持ちいい……。


「ふぅ……たくさん出たよ」
「ん///」

ふと下を見れば、重なる性器の間から、白くて粘っこい精液が零れてた。

「ちょっと力抜いて?」

言われた通りに力を抜いたら、精液と愛液の絡まった琉夏くんのソレが抜かれた。
ぶるんと跳ね、精液が互いのお腹に飛ぶ。

「もっかいヤりたい。鏡に手、ついて? バックでヤろ」

言われた通りに鏡に手をついたら、すぐに熱いそれが挿入された。

腰が自然に動き出し、精液が撹拌されるグチャグチャ、グプグプという音が耳を犯す。


熱が上がったのかもしれない。
頭の中もお風呂の中もお腹の中も、凄く熱い。


気と湿気の中で



END


〜あとがき〜

アブノーマルなプレイ失礼しましたm(_ _)m
以前、参加させてもらった絵茶がきっかけです。

荒ぶっております。

里夏

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