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狼と子鹿の森林浴



「う〜ん、気持ちいいね〜」
「な? 来て正解だろ」


今日は美奈子と初夏の森林デート。
梅雨真っ只中だから雨が心配だったけど、今日はカラッとした晴天…よかった。


「美奈子、あっち行ってみない?」
「あっち?」
「噴水の向こう側」

せっかく噴水があるのに、それを無視する俺にキョトンとした美奈子の手を掴んで俺は歩き出す。


*
*
*


「琉夏くん、ダメだって///」
「大丈夫。今日、南側広場に犬のサーカスが来るんだって。みんな、そっちに夢中だから誰も来ないよ」
「でも興味ない人がいて、こっち来たら大変でしょ!?」


噴水広場から更に奥の林の中、膝に美奈子を向かい合わせた俺は、木に背を預けて座わってる。
素直な左手は美奈子のスカートの中にinして、ふっくらしたお尻をパンツ越しに撫で回すのに夢中。

「ィヤ/// 琉夏くん!!」

俺の肩に両手を置いて、美奈子は真っ赤な顔して拒否を始める。

それを無視して、膝立ち状態の美奈子の可愛いお尻から、パンツを引き下ろしてやった。

「………!!」

美奈子の唇は悲鳴の形に広げられているけど、声は出てない。
叫んだら人が来るって本能で判断したのかな?
いい判断だ。俺は見られても平気だけどね。

「美奈子、パンツに糸引いてる…」

指で透明な糸をプツンと切って、パンツを更に下ろして弄り易くしたら、そのまま割れ目を人差し指でなぞってやる。
ピチャッと小さく響く水温に美奈子の身体がふるりと震えた。


* * *


美奈子が着てるパフスリーブのTシャツを胸上まで捲り上げたら、オフホワイトにピンクの花の刺繍が施されたブラが姿を現した。

眩しいほど白いボリューミーな胸に吸い付いて赤くキスマークを残す。
思った通り、赤が映える。
そのまま、ブラを引き下げればツンと上向いたピンクの乳首とご対面。

「あ、ピーンって勃ってる。ほら」
「アンッ///」

乳首を指で弾けば、美奈子が大袈裟なほど反応した。

「ふぁ、あっあぁ…ダメ」


* * *


乳首にしゃぶり付いたまま、美奈子のぐしょ濡れのアソコを弄り続けたら、あっという間に蜜は太股に垂れて道を作る。

中には指を一気に2本突っ込んで、いい場所だけを集中的に擦って、突く。
美奈子の腰は無意識に揺れてきて、本能が「もっともっと」とおねだりをし始めた。

「美奈子、そろそろ俺の…挿れてほしい?」

俺の質問に美奈子はコクコク頷いた。
気持ち良すぎて、しゃべる事を放棄した半開き口の端からは透明な涎が垂れている。

「じゃあ、俺の出して自分で挿れていいよ」
「……ん///」

美奈子のアソコを弄ったまま促せば、美奈子は素直に固くなり勃ち上がる自身をジーンズから解放させてくれた。
先走りで濡れた自身が外気に触れてヒヤッとしたのも束の間、美奈子の小さくて温かい手に包まれる。

「んぁ、美奈子///」
「あ、ゴメン。痛かった?」
「違…オマエの手が気持ち良くて変な声出ちゃった///」
「もう…」


早く美奈子の中に入りたくて、腰を突き出したら、グチョグチョのアソコに先端が当たって理性は溶けてなくなった。

*
*
*

「ん/// …っ、ぁ///」

美奈子はさっきから俺の肩に唇を押し付けて、必死に声を上げないようにがんばっていた。

「いい子、いい子。声出したら誰か来ちゃう知れないもんな? 美奈子ちゃんはいい子だね〜」

眼下の小さな頭を撫でる。
対面座位だから、上に乗る美奈子の重みでより深く繋がてて凄い気持ちいい。美奈子も深く抉られて気持ち良でしょ?

調子に乗って子宮口をガンガン突く。
なんだっけ? たしか、子宮口かその手前のどっちかにも性感帯があったはずだけど……まぁ、いいや。


挿れてからどのくらい経ったかな?
最初は控えめだった腰の動きも、しばらくしたら外であることを忘れた動きになった。気付いて動きを緩めて、また忘れて激しく、また緩く……。
この不規則な緩急が刺激的だったらしく、美奈子の身体は我慢の甲斐虚しく、あっという間にイった。


「ハァハァ…ァ///」

俺にもたれ掛かって、呼吸を整えようとする美奈子の中では、まだ熱を吐き出してないもう一人の俺がキュウキュウと締め付けられていた。

「ははっ、そんなに締め付けられると。俺、もっと大きくなるよ? 美奈子、覚悟出来てる?」
「……ふぇ?」

腰を静かに振れば、美奈子は「きゃっ」と小さく悲鳴を上げてしがみついてきた。

「琉夏く、ん! 私、まだ…」
「うん、でもゴメン。俺、まだイってないんだ」
「そん…なぁ」
「もうちょっと、頑張って。もっと、気持ち良くしてあげるからね?」

顔を真っ赤に染めた美奈子にキスしたら、美奈子から舌を絡めてくれた。美奈子は本当に俺に甘いね?

名残惜しく絡まる舌を解いたら、美奈子の身体を持ち上げて下半身を一度抜く。
そんな俺を、同じく理性が溶けたらしい美奈子が不安そうに見上げてくる。

「大丈夫、すぐ挿れてあげるよ。ほら、だから俯せにおなり?」

美奈子は命令に従い、おずおずと四つん這いの姿勢を取る。言ってないのに丁寧に腰を上げたのは俺の教育の賜物だな。

喉をゴクリと鳴らして、動物みたいな格好の美奈子を舐める様に見つめていたら、美奈子がこちらに顔だけを向けた。

「琉夏くん…早く…」
「あっ、ゴメン。じゃあ、挿れるよ」

微かに揺れる細い腰を両手で掴み、まだ蜜が滴るソコに欲望を突っ込んだ。
二度目の快楽を待ちわびたヌルヌルの膣内がたまらず、最初から速めに腰を前後させた。

* * *

えっちに没頭しすぎてるのか、耳にはグチャグチャという卑猥な水音しか聞こえない。もし、誰かが覗いてても俺たちは気付かないだろうな…。

美奈子は下に生えた草を必死に掴んで、揺れる身体を抑えていた。


…なんか、本当に犯してるみたい……。

「森で狼に犯されるバンビって感じ?」

美奈子はイヤイヤをする様に首を振る。
ギュッと瞑る目からは快楽の涙を流し、その姿が更に無理矢理に犯されてるようで不謹慎にもグッときた。

我慢出来ない。
いよいよ美奈子の背中に覆い被さり、腰を掴んでいた手はそれぞれ、ラストスパートをかけに伸ばされる。

左手は解放されたままの乳首をキュッキュッと抓って虐めた。
右手は2人が繋がる少し上で主張する芽に向かい、周りの蜜の掬って中指でグニグニと押し潰す。

「ハッハッ、ァア、ハッ……ゥン〜〜っ///」

美奈子がイった。
さっきより強く締め付けてくる中を変わらず抉っていると美奈子はイきっぱなしの状態になる。

「イヤァァァ/// ル、カく…ん! もう、らめ…おか、おかしく、なっひゃうよ///」
「オマエ、超カワイイ/// カワイすぎる罪でお仕置きだ」

お仕置きと称して芽を弄り続けていたら、ピュルっと液体が出てきた。
構わず弄れば、美奈子は音を立てて盛大に潮を噴き、それはビチャビチャと地面を濡らした。

「……ハァ。美奈子、俺も…出る/// …くっ!!」
「んぅ…熱い、よぉ///」

*
*
*

「もう!!」
「でも、オマエだってよがってたじゃん?」

幸いにも近くにあった公衆トイレでタオルを濡らしてきて、美奈子の身体を拭いてやる。
すると徐々に美奈子の意識がハッキリしてきて、開口一番“野外で発情した罪”で俺は美奈子に怒られた。

「ねぇ、来週の海デートは青の洞窟に…」
「行きません」
「えっ? 洞窟は嫌だった? じゃあ、浜辺で…」
「デートしません」
「…………えっ!? ウソ、なんで!?」
「琉夏くん、すぐエッチなことしようとするんだもん。今日だって、無理矢理……だから、しばらくデート禁止。反省してください」

慌てて、美奈子の機嫌を取ろうとして手を繋ごうとしたが、スルリと躱された。

そのまま美奈子はスタスタと歩きだした。どうしよう……早く手を打たないと。

「わかった。しない! 絶対しないからから!!」
「……本当に? 絶対?」
「本当。絶対。」
「じゃあ、許す。ただし……来週の海は常に人がいる浜辺だからね」



子鹿森林浴


来週は海水浴?
 それとも日光浴かな?


END


〜あとがき〜

最初はもっと爽やかな(?)エロにするつもりだったのに、完成したら暑苦しい(?)エロに…自重しろ私。


里夏

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