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サンタは来年やって来る


「ねぇ、琉夏くん。クリスマスに欲しいもの、決まった?」
「うん、でも、今年はまだ手に入らないんだ。だから来年のために準備しないといけないんだけど…いい?」
「えっ…準備ってなんの? なにが欲しいの?」

「美奈子、俺と赤ちゃん作ろ? 俺、お前との子供が欲しいんだ。
でさ、来年のクリスマスまでに美奈子は俺に赤ちゃんをプレゼントする。で、クリスマスになったら俺はその子にプレゼントをあげる…ダメ?」
「ダメ…じゃないよ」


*
*
*



明かりを消した部屋…ベッドの上の二人は生まれたままの姿で抱き合う。

美奈子の柔らかくて甘い匂いは普段は俺の心を落ち着かせる。でも、この状況では興奮させるばかり……。

美奈子の首に顔を埋め、甘い匂いを胸いっぱいに吸い込みながらヤワヤワと胸を揉んだ。
手の平に当たる乳首が勃ち上がったから、胸を揉むのを止めてキュッと乳首を抓ってあげれば途端に美奈子の甘くて可愛い声は艶を含んだ厭らしい声に変わる。

「ん…あぁん! 痛い…琉、夏くん…ンァ…痛いよ〜…」
「痛い? でも乳首はもっとしてって硬くなってるよ? それにオマエのその声、超可愛い」

爪を立てて、右の乳首をキリキリといじめてみれば、美奈子は背を反らして胸を突き出しながらより大きな嬌声を上げた。

ほら、やっぱり気持ちいいんだ。

爪でいじめた乳首を口に含み、舌で転がしながら今度は逆の乳首を爪でいじめる。それを左右繰り返せば…あっという間に美奈子は達してしまった。

「ハァハァ、ハァ…ん…あぁ…」
「美奈子、可愛い…乳首だけでイっちゃったんだ。乳首いじめられるの好きだもんね?」

美奈子の額に張り付いた前髪を払いながら、赤くなった乳首を撫でる。

「ん…痛かった…」
「でも気持ちいいでしょ? いつも乳首いじめると、ここ凄いことになってるよ?」


―チュクっ―


下の入口をツンツンと突けば、蜜で溢れるソコはクチュクチュと音を立てた。ひくつく膣口を突かれて感じた美奈子が腰を動かすから、水音は更に派手になる。

薄暗い室内にピチャピチャと響く音は美奈子の羞恥を仰ぎ、俺の理性を削ぐ…。

「美奈子…膝立てて、足開いて。舐めてあげる」

美奈子が恥ずかしがって首をブンブン横に振る。

「ほら、早く開いて。…それとも慣らさずに俺の突っ込まれたい? これだけ濡れてたら痛みもないと思うけど……いいの?」


涙で潤んだ目をした美奈子が怖ず怖ずと足を開くのを手伝うようにガバッと大きく開かせた。

「きゃっ!!」

美奈子が足を閉じられないように足の間に俺は自分の身体を割り入れる。
そして美奈子の膝裏を持ち上げれば、蜜を湛えるソコが眼前に来た…雌の匂いに理性は簡単に削げ落ちた。

「ひゃあぁっ!!」

蜜が溢れるソコにかぶりつけば美奈子は激しく喘ぎ出す。
ズリュ、グチャとわざと音を立てて、入口に舌を突っ込みながら溢れる蜜を吸う。

スゲー出てくる……キリがないって、こういうのを言うんだ。
ジュルジュルと吸っても吸っても、美奈子のソコからは次々と蜜が沸いてくる。

「ん…ふぅ。飲んでも飲んでも溢れて来るね。指で蓋しちゃおうか?」

美奈子は喘ぎ過ぎて、問いに答えられずに荒い呼吸を繰り返すばかり。
拒絶しないことを了承と認識して、蜜液で溢れるソコに人差し指と中指を一気に二本入れて掻き回してあげる。

「ひゃん!! …あぅ、ん…あっ…」

激しく指を動かせば絞め付けられる俺の指。
負けじと指の動きを速めて中を擦れば、美奈子の中は食いちぎらんばかりに収縮を繰り返す。
俺の指で掻き回された蜜は泡立ち、漏れだし、ソコはグチャグチャのトロットロ状態になってる。

指を突っ込まれて、グチャグチャにしてるソコより少し上で勃ちあがる可愛い突起…美奈子が一番感じる性感帯。
今日はまだ触れて上げてないそこを、空いてる手の親指でグリッと押し潰した瞬間

「きゃぁ…!! ぁっ、あ…」

悲鳴みたいな声を上げて美奈子は絶頂を迎えた。
激しい締め付けの中、ユルユルと指を動かせば、弱く鳴きながら美奈子は腰を捩る。
手の平に伝う蜜は心なしか水っぽい……そろそろかな?

指を三本に増やし、少し曲げて美奈子が中で一番感じる場所に当たるように再び激しく動かしながら、逆の手では突起を断続的に押し潰したり、ときには人差し指と親指で抓る。
きっと美奈子は堪えられないはずだ。
ほら、口の端から涎が垂れて、スゲーえっちな顔してる。


「ひぃ、あっ…あんっ!? いや、そこダ…メ!! ダメなのっ! …ふぇ、ひゃ〜! 我慢出来ないよぉ!!」
「出ちゃいそう? 我慢しなくていいよ?」
「ひっ! あん、あっあっ…ひゃぅ!!」

指の動きを緩めて、逆に蜜に塗れてヌルヌルの突起をニチョニチョ、グリグリと強めに弄るとすぐに美奈子の身体は強張った。

直後に泡立つソコから手や腕にピュッピュッと飛ばされた透明な液。激しい絶頂を迎えたばかりの美奈子は身体の力が抜けちゃってダラリとしてる。
身体が桃色に染まって顔は真っ赤……涙と涎で濡れてる様は本当に食べちゃいたいくらいだ。

「美奈子、潮吹いちゃったね……吹くくらい気持ち良かったんだ?」
「いや…恥ずかしい、から…言わない…で…」
「気持ちいいことは恥ずかしいことじゃないよ。それに俺の愛撫に感じてくれたんでしょ? スゲー嬉しいんだ俺……」

美奈子の頬を両手で包んで美奈子を見つめる。
きっと、目に見えるならハートマークが飛び散ってるね。

「琉夏くん…」
「ほら、美奈子続きしよ。赤ちゃん作るんだろ? 本番はこれからだ」

先走りでヌルヌルの自身をグチャグチャのソコに宛がい、硬い先端でなぞる。
ヒダを突けば、パクパクしてる美奈子の入口が自身を飲み込もうと招くからから、お言葉に甘えて…お邪魔します。

デカくて硬い俺の自身が狭くて柔らかい美奈子の中を犯してく。
今日はゴムをしてないから刺激はダイレクト。熱くてヌルヌルのヒダが絡み付いてくる感覚が気持ち良すぎて、おかしくなりそうだ。

根本まで受け入れられた自身をゆっくり、抜けるギリギリまで引いて……今度は勢いよく最奥に叩き付けるのを繰り返す。


「…あっ、あ!! …んぁっ! ふぁっ!」


胎内を激しく突き上げながら、その上の突起をさっきみたいにグリグリ弄ると美奈子が腰を浮かして反射的に快楽から逃げようとした。
逃げないように腰を掴む片手に力を入れて、より強く腰を振る。

「はぁ…ぁ、あっ…奥、キモチイィ…」

恍惚としながら喘ぐ美奈子に気を良くした俺は、意図的に子宮の入口だけを叩く様に腰を動かした。

凄い締め付け! ヤバいな、俺もイッちゃいそう…

「いゃっ…イ、クぅ…!!」
「うわっ!? くっ…はぁ、はぁ…出ちゃった……」


美奈子がいきなりキュゥって締めるから俺もイッた。
ビュクビュクと勢いよく飛び出した精液が子宮に当たるのが気持ち良いらしい…美奈子の腰は僅かに動いてる。


さっき腰を振りすぎたから、少し休憩…挿れた自身はそのままに、指だけで突起への愛撫を再開した。


腰は一切動かしてないのに美奈子の中はギュウギュウに俺を締め付ける。

「今日は、いつも以上にえっちだね? 」
「違…う、琉夏くんが…する、から」
「俺のせい?」


その後も突起への愛撫だけでイキまくる美奈子に搾り取られる様に何度か精液を吐き出した。
俺が腰を動かさないから、中出しした精液もあまり出てこないのは好都合。



「ふぅ…そろそろ抜くよ?」
「…んっ、っ」

疲れ果てた美奈子の中から満足した自身を引き抜けば、ポッカリと俺の形に開いた膣口からトロリと白濁が流れ出てきた。

「あっ、もったいない!!」

慌てて、クッションを美奈子の腰の下に敷いて腰を無理矢理上げさせた。

「…やだ、これ! 恥ずかしい…///」

美奈子が抗議し始めたから、身体に覆いかぶさり抱きしめながら宥める。

「我慢して? こうすれば赤ちゃん出来やすいんだ」
「本当?」
「……たぶん」
「もう!!」

口では怒ってるのに美奈子はクスクス笑ってる。宥め作戦成功!!


「琉夏くんは男の子と女の子……どっちがいい?」
「どっちでもいいよ。おまえとの子なら、男でも女でも可愛いからさ。でも…」

「でも?」

「男なら俺、嫉妬しちゃうかも…例え息子でも他の男に美奈子を取られるのは嫌だ」
「息子なのに?」
「息子だから! 俺の子なら間違いなく美奈子大好きになるから。
だから、美奈子そっくりの女の子がいいかな? パパ大好きなんて言われたら、俺溶けちゃうかも! ねぇ、オマエはどっちがいいの?」

「う〜ん、私もどっちでもいいな…元気に生まれて来てくれれば…」
「そうだな…出来てるかな、赤ちゃん?」
「そんな簡単には出来ないと思うけど…」
「じゃあ、毎日ヤろう!! 俺精力には自信あるよ?」
「せっ…!? た、体力でしょ!!」
「そうそう体力!! あっ、ほっぺ真っ赤!! 可愛い♪」

ツンツンと頬を突いて、からかったら体ごと顔を背けちゃった。
結構、力あるなコイツ…。

「ゴメン、本当に可愛かったからつい……機嫌直して?
それに来年には俺だけの美奈子じゃなくなっちゃう予定だから……今は俺だけの美奈子でいて?」
「もう…琉夏くんは甘えん坊だね」

「オマエにだけだよ?」こっちを向いた美奈子に頬擦りしたら、頭を撫でて貰えた。
来年の今頃は俺と美奈子、二人で赤ちゃんに頬擦りできればいいな。

赤ちゃんを抱っこする美奈子…赤ちゃんにおっぱいをあげる美奈子……出勤する俺を赤ちゃん抱っこして見送る美奈子……。

ヤバい幸せ過ぎて顔がニヤける!!








END


〜あとがき〜

クリスマスとは名ばかりのエロ話(笑)
会話しかクリスマス要素がなくてスミマセン!
しかも、ありきたりでスミマセン!!

幸せなルカバンを想像してたらニヤニヤが止まらなくなった…私気持ち悪い。

ラストの琉夏の心情は私の心情ですよ〜。ニヤニヤニヨニヨ…マジで気持ち悪いな私。


里夏

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