嵐 夏休みのある日…美奈子は両親が旅行中に風邪で寝込んでしまいました。 しかし、両親の邪魔をしたくない一心で連絡もしないで一人で耐えていた優しい美奈子。 そこに胸騒ぎを感じた彼が心配して来てくれました…。 〜嵐編〜 嫌な予感がしたから美奈子の家を訪ねてみた。 チャイムを鳴らしたら、少し間が開いてからインターホンに美奈子が出て…玄関が開いたと思ったら、フラフラとした美奈子が出迎えてくれたから焦った。 ※※※※※※※ 「調子悪い時って、人恋しくならねぇ? よく俺もおふくろに撫でてもらってた。今日はずっと隣にいるから安心しろ」 不安そうに美奈子が俺を見つめるから俺も美奈子を見つめながら手を握る。 「ありがとう…ゴメンね?」 「なんで謝るんだ? 俺がそうしたいからしてるんだ。おまえは気にしなくていいんだよ」 ※※※※※※※ 「37度4分か…だいぶ熱下がったな」 俺が来たときは38度あったから、体温計が示した数値に安心した。 あれから、しばらく美奈子は眠ってた。 窓の外を見れば、だいぶ陽が傾いてる。 「ありがとう…もう、大丈夫だから帰っていいよ? ご両親、心配するでしょ?」 「あぁ、大丈夫だ。今日は友達んとこに泊まるって連絡したから」 「…えっ!?」 「なに、びっくりしてんの? 今日はずっと隣にいるって言ったろ。俺、変なこと言った?」 「う…ううん」 「お前…大丈夫じゃないだろ!? 顔がまた赤くなったし、手もさっきより熱い…急に熱上がったんか?」 「違うよ!!」 「違わねぇよ! とりあえず寝ろ!!」 「さっき寝たし、眠れないってば…」 「じゃあ、とりあえず布団から出るな。わかったな?」 ※※※※※※※ 「どうかしたか?」 美奈子が突然起き上がった。 「汗かいたから、お風呂に…」 「ダメだろ。悪化する」 「でも、気持ち悪くて余計に寝れないよ」 「……わかった。ちょっと待ってろ。あっ、洗面所借りる。どこ?」 「階段下りて左手の扉だけど」 ※※※※※※※ 「…ねぇ…自分で拭くから…嵐くんが部屋から出てくれれば…」 「背中は自分で拭けねーだろ? 遠慮するな」 「きゃっ!!」 下心はなかった…つもりだった。でも、美奈子の肌に触れてたら。気持ちは変な方に向かい初めて…俺の理性とは裏腹に背中だけじゃなく、タオルを持つ手は前に伸ばされていた。 「…そんなとこ触らなくていいよ!!」 タオル越しに触れる胸が柔らかくて気持ちいい…。しばらく胸を揉んでいたら、胸の先端がプックリと硬く勃ち上がってきたから弄ってみた。 「そんなとこってどこだよ?…言え」 嫌がりながらも息を荒くする美奈子を見てたら生まれてしまった加虐心…。 ※※※※※※※ 美奈子の体を拭いてキレイにしてやるどころか、逆に俺が汚した。 体は唾液や美奈子から出た体液でベタベタしてる。 何度も果てた美奈子は、俺の気を知らないでイクと同時に気を失った。 俺のコレ…どうすんだよ。痛いほど勃ち上がってる自身が辛い。 「美奈子、トイレ借りるな」 眠る美奈子には聞こえてねぇだろうけど、一言断ってトイレに篭った。 なんか虚しいな…。 でも、風邪で寝込んでる美奈子にそこまで無理させられねぇ。 何より…結婚もしてないのにそこまでしちゃダメだろ。 だから、挿れたい気持ちを堪えた。 便座に座り熱を放出できずに限界まで張り詰めた自身を取り出す。 そして、パンツを濡らすほどに先端から溢れ出てる先走りを潤滑油にしたら…美奈子を想い、あいつの中に入ってるつもりで自身を扱く。 「はぁ…ああ、美奈子……っ」 ―クチュクチュとした水音が個室に響く― 先端から出る先走りが一層増えて自身をさする手を助けた。 「うぁっ!? クッ、出る…美奈子…はあぁ……」 大量の白濁が右手を白く汚した。 ※※※※※※※ 何度も何度も出したら、ようやくスッキリしたから部屋に戻った。 美奈子の体を拭くために、すっかり冷たくなった桶のぬるま湯を張り直して、新しいタオルを用意…理性を総動員してキレイにしてパジャマを着せ直した。 なのにベッドで静かに眠る美奈子を見たら、また変な気持ちが生まれるから厄介だ。 夜は長い…我慢できるか俺? でも、こいつ放って置けねぇし…とりあえず今夜は床に寝よう。 END 〜あとがき〜 みんな同じっぽいのはつまらないかな、と思い…見所は各話で変えてみました。 琉夏編…言葉攻め 琥一編…バック 嵐編…自慰 大和さん起案の『GS3冷えピタ』レアボイスを元にお話を作らせて頂きました。使用許可ありがとうございました!! 里夏
|