似た者同士、曲がらない想い



「ねークダリーアイス食べ行こう?」
「いいね、名前!」
「はやく、ノボリに見つからない内に……」
「名前、クダリどこへ行くのですか?」
慌てて二人で飛び出した。


「だから、ノボリが全然私の事気にしてくれないの」「そうかな?」
二人が食べてるのはパフェ、クダリはチョコトッピングありだったけれど。
「ノボリったらいつでも仕事ばっかり。私へのメールはいつも業務の事ばっかりだし」
「だけど……」
「それに休みが被っても教えてくれないし」
クダリは苦笑しながら聞いている。
「そのメールに絵文字とか入れてる?」
「入れてない、恥ずかしいしノボリが苦手だったら嫌だし」
クダリはさらに苦い顔になった。
クダリは何度もこんな相談を受けている。しかもノボリからもである。

「ただ、そばにいてくれるだけでいいのに。まあ、抱きしめてくれたらもっと嬉しい、けど」
「それを本人に言えばいいじゃん」
「そ、そんな事言えないよ」
「なんで僕には言えるの?」
「一番の親友だから」
クダリは考え思い付き、ニヤリと笑い言いました。
「言わなかったら僕親友やめる。じゃあ、戻ろう」

先に出てきたクダリを追い掛ける名前。

「え、ちょっとなんで私に払わせたのよ……っノボリ」
追い掛けた先にいたのはノボリ。

「なにか用でございますか?」
「勝手に抜け出してごめん」
「ああ、そうでは無くてですね……」
「ノボリ大好き……だから……だ、大好き」
「わたくしもでございます。わたくしは……あ、愛しております…」
「ノボリ大好き、だ、抱きしめて……」
「勿論でございます」
そういって、彼は名前を優しく抱きしめた。

「はあ、やっと一件落着だね。さーてノボリの分もやっておかないとあの様子じゃ出来ないだろうし」


また、彼らの問題で板挟みされるのは別の話。






またまたゆうりさんが拙宅の夢会話文を元にして夢小説を書いて下さいました!
すれ違ってる夢主ちゃんとノボリさんも、二人も板挟みになってるクダリさんも皆可愛くってどうしましょうかね!(*^o^*)
夢主ちゃんとノボリさんがラブラブでよかったです!(笑)


ゆうりさん、ありがとうございましたー!^ω^//

(11.11.23)



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