>>はじめまして( 1/3 )









「今日からブレイブポリスの指揮官を勤めます、橘春哉です。」




よろしくお願いしますと頭を下げた少女は、まだ子供であるにもかかわらず、ニコリともしなかった。


橘春哉。高校生でありながら警視庁に勤めている噂の天才少女だ。エリート顔負けの頭脳で今までに沢山の大事件を解決してきた。周りからの信頼もあつく、まさに「完璧」といったところだろう。


そんな「完璧な警察」が何故ブレイブポリスの指揮官などに配属されたのか、マクレーンは不思議だった。





「彼女は今日からブレイブポリスの新しい仲間だ。互いに助け合っていいチームをつくるように。」





そう言った冴島は、ワハハハと笑いながら部屋を出て行った。(廊下を歩いていた人が彼の笑い声に肩をビクつかせたのは言うまでもない。)


シンと静まり返った部屋の中で、少々大きめの視線が入り口付近の少女に集まる。けれど、重たい空気になかなか口を開くことの出来ない面々は、ただ沈黙に耐えるしかなかった。






「ねぇねぇ春哉ちゃん、僕ドリルボーイって言うんだ!よろしく!!」






この重たい空気の中で口を開いた彼は勇者か、それとも空気の読めないただのバカか。

とにもかくにもブレイブポリス一同は空気の読めない勇者ことドリルボーイに心底感謝した。





「僕は友永勇太!よろしくね春哉さん!!」




それからは一人一人の自己紹介が始まり、親睦を深めようとのことで、仕事そっちのけでトークタイムとなった。(真面目なマクレーンが呆れ顔だったが。)


けれど、勇太やブレイブポリス達が楽しそうに話している中、春哉だけは終始無表情だったのを知るのはマクレーンだけである。












はじめまして


今日から僕らの仲間です。




※ジェイデッカーですジェイデッカー。知ってる人いるかな…。
※知ってる人は是非とも連絡くだs(ry








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