ナルト 裏 | ナノ




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しくじった。


「っ、はぁ、…!」


任務でターゲットと濃厚接触した際に、寝室に連れていかれて無理やり変なものを飲まされたと思ったらまさかの媚薬だった。


「んッ…くそ、っ」


慌てて気絶させ、忘却術を施したから任務は無事遂行できたが、いかんせん身体が燃えるように熱い。
宿まで体を引きずるも、足取りは重い。でもできるだけ平静をよそ折らなければならない理由があった。


『**、様子がおかしいぞ。毒を飲まされたのか?』
「だいじょう、ぶっ…時期に帰れるから、…先に寝ててッ…!」
『そうか?わかった』


今日はツーマンセルで任務だった。相手は日向ネジ。しかもベッドは違えど宿は同じ部屋。今も白眼で私の任務を見ていた。今日のメインは私だったから、ネジは先に宿で待機。
状況は依然変わらない。

ピンポイントに胸と下半身だけが異様に熱い。カタカタと震える体に鞭を打って宿に入った。


「帰ったか」
「っ、ネジ、寝ててっ…て、言った、」
「お前が帰ってないのに寝れるか。体はどうだ?」
「へい、き…だから、もう、寝てよ…!」
「何を苛立ってるんだ?」


そう言いながら私に近づくネジ。その行動にわずかに後ずさる。


「っつかれたからッ、私はもう、寝る…!」
「? そうか。」


疑問に思われたけど、どうやら怒っていると思われたらしい。そっとしておいてくれた。


ベッドに飛び込むように入り、布団を被る。ネジも寝る準備はできてたらしく、反対側のベッドがスプリング音をたてる。
音にさえ敏感になったのか、甘い息が漏れた。


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「ん、っ、ハァ…!」


トロリと熱い秘部を指で何度もなぞる。でも声には出せないから激しくできるわけでもなく、体の熱は溜まる一方だった。


「んっ、くッ…!」


小さな絶頂はもうかれこれ四度目。でも熱のくすぶりは残ったまま。抑えられなくて、どうかしそうだった。

その時、身体が突然冷気にさらされた。


「!?」
「…何をしているんだ」
「ネ、ジッ…」


布団がめくられ、私の醜態があらわになる。もう体は限界だった。快楽を求めているのに満たされず、頭がおかしくなる。


「ネジ、助けてッ…!」
「…媚薬か」
「お願い、」


何をしているんだ。ネジを誘うだなんて本当にどうかしてる。でも頭とは違うことばかり口走ってしまう。


「からだが、あついの…」
「……」
「ねぇ、触って…?」


理性のかけらもなく、ネジの手を取り胸に当てた。とんだ痴女だ。でも身体が言うことを聞かない。


「…誘ったのは、お前だからな」


その言葉と同時に傾く身体。私の上にネジがいて、向こう側には天井が見えた。ゆっくりと迫ってくるネジ。唇が触れる寸前、私は目を閉じた。


「んぅ、あっ…」
「…は、」


キスだけで漏れる声。喘ぎ声で開いた口に、下をねじ込まれ、そのまま口内を犯される。

キスだけでトロトロに溶かされ、ネジの首に腕を回してさらに求めた。淫らな水音が響く。


「んっ!ふぁ、…!」
「ハッ、ドロドロだな」


いきなりズプ、とネジの指がナカに入った。突然の刺激に腰が浮く。そのままナカで指をクイ、と上に曲げた。


「んっ、」
「ここじゃないな、」
「ふぅ、あ、…!」


いいトコを探るようにヌルヌルと上壁がなぞられる。ある一点をネジが刺激した途端、体に甘い刺激が走った。


「んんっ、!」
「ココか」
「〜〜っ、や、あっ…!まって、」
「待たない」


グチュグチュとネジがわざと淫らな水音を立てながら激しく指を動かした。気持ちい所を指が突くたび体が揺れる。いきなり激しすぎてうまく声も出なかった。


「ッハ、!あ、やっ、ハッ…!」
「気持ちよすぎて声も出ないか?」
「〜〜あ、イッ…イクッ…!」
「まだダメだ」
「っ、!」


襲ってくる絶頂に身を任せようとした途端、ネジが指をヌル、と抜いた。寸止めされた体が余韻で震える。


「なん、で、」
「…いいな、その顔」
「ンッ、」
「欲しくてたまらないって顔してるぞ。淫らだな」
「そんな顔…!」
「続きが欲しければちゃんとお願いするんだな」
「なっ、!」


ニヤリと意地の悪い笑顔のネジ。悔しくて唇を噛み締めた。恥ずかしくてお願いだなんて言えない。


「っひぁ、!」
「イカせてほしいんじゃないのか?」
「んっ、ふ、」


またもヌルリと指を入れられる。焦らすようにゆっくり動かされる指。快楽を求めて腰が意思とは無関係に動くが全然足りない。


「っやだ、いじわるしないで…!」
「じゃあ言うことはわかるよな?」
「〜〜っ」


このドS!と心の中で叫んだ。ゆるゆる動く指が我慢できなくて、ギュッと目を瞑って口を開いた。


「い、かせて…」
「聞こえないな」
「〜〜っイカせてください、お願いしますっ…!」


その瞬間、ズン、と体を突き上げる衝撃とともに膣がぎゅう、と収縮し絶頂を迎えた。


「っ、!!」
「ッハ、挿れた瞬間イったのか?」
「まっ、いきなりすぎ…!」


驚く間も無くネジ自身で体を貫かれ、激しすぎる快楽に体がついていけない。


「ッ、どこに避妊具なんてあったのよ…!」
「部屋にあった」
「ここはラブホか…!!」
「動くぞ」
「うぁっ、あぁっ…!!」


グチュグチュと淫らな音を立ててネジの肉棒がピストンされる。焦らされていた体には激しすぎたらしく、挿入されて早くも二度目の絶頂を迎えた。


「あっ、あぁッ、!!」
「もうイッたのか?少しは我慢したらどうだ?」
「〜〜っ待って今イったばかりだからっ、!」


イってすぐの余韻に浸る間も無くすぐにまた快楽を与えてくるネジ。ビクビクと痙攣する身体。あまりの激しさに涙がこぼれた。


「あっ、あっ、ンンッ…!」
「ココだな、**の好きなトコは」
「ひっ…!!やだダメッ、!」
「イイの間違いだろ」


イイところを的確に突かれ、またも体が熱くなってくる。バカになりそうなくらい快楽を与えられ、だらしなく喘いだ。


「あんッ、ふぁ…!っまた…!」
「俺もっ、そろそろ…!」


びく、と体が痙攣したと同時にドクドクと脈打つネジ。
やっとまともに息ができ、荒々しく肩で息をした。やっと終わった、と満足し、肉棒が抜かれたのを確認すると体を脱力させた。

しかしネジはゴムを取ったかと思うとポイ、とどこかへ放り、また新しいゴムを箱から取り出した。


「…何してるの」
「まさか一回で終わるなんてないだろ?」
「待ってちょっと待って私もういいから!」
「誘ったのはお前だ」


今だそそり立つモノをあっという間に私を組み敷いて挿入した。再び与えられた快楽に今度は絶望した。


「〜〜っ、ばかっなにしてっ、!」
「悪いな、今度は俺に付き合ってくれ」
「っんん、!ふ、あっ、!」


ガクガクと体が震える。気持ちよすぎて意識が飛びそうだった。ネジはそのままあっという間に私を絶頂までのぼりつめさせた。


「イッ、!っイクッ…!」
「相変わらずイキやすいな」
「あぁぁっ!」


絶頂しても止まらない律動にもう無理だと拒絶しようとネジの体を押してみた。しかしビクともせず、その腕を絡め取られて状態を起こされた。
下から突き上げられ深くネジのモノが体に刺さる。


「んあっ…!や、もう…!」
「まだイケるだろ?」


突かれながら陰核を責められ腰が一層喘ぎ声が大きくなる。怖いくらいの快楽に涙が止まらない。


「〜〜っ!!」
「お前とは身体の相性がいいみたいだな」
「んんぅっ、!あッ、!」
「あと1つ言っておくが」
「あっ、ハッ…!あぁっ!」
「気絶しようが俺が満足するまで続けるからな」
「!?」


その言葉と同時にビクッと体が痙攣する。余韻に浸りながら嘘でしょ、と眉を顰めて体を脱力させた。




シロップ漬けした45度の夜
(もっ、壊れるッ、許して…!)
(その割にはお前のナカは美味しそうに俺のを咥えてるぞ?)
(〜〜アッ、やだまたッ、イ…ッ!…………)
(起きろ、**、勝手に終わるな)
(この、…鬼め………)