[私は乳活がしたい] not連載主

『ねぇ、おっぱいって揉んだら本当に大きくなるの?』

「「ぶっ」」

『ちょっと2人共汚い』

「いやいや、今のはどう考えても君が悪い」

「お前急に何言い出すんだよ」

この2人は萩原研二と松田陣平。
小さい頃から一緒に育ってきた幼馴染だ。
小中高大と一緒だった上に今私たちは警察学校にいる。
付き合いも長いし今更恥じらいもない。

『私と同じくらいの大きさだった友人がさ、久しぶりに会ったらおっぱい大きくなってたから、問い詰めたら彼氏に毎日揉んでもらってたって』

「なるほどねぇ。理由は分かったけど、何で俺たちに?」

『2人共女の子にモテるじゃん。だから経験豊富な人に聞くのが1番だと思って』

「試した事はねぇな」

「俺もないから分かんない。ごめんな」

そういえばこの2人の歴代の彼女、みんな確かスタイル良かったな。
今は彼女いないって言ってたし、こうなったらどっちかにお願いするか。

『研二か陣平どっちかでいいから、手伝ってくれない?お願い』

「手伝ってって、本気で言ってる?」

「俺は別にいいぜ」

「ちょっとちょっと、陣平ちゃん」

『陣平ありがとう!じゃあさっそく』

「ちょっと待って!」

「なんだよ、萩」

『あっ、研二も手伝ってくれるの?』

「ここ俺の部屋なんだけど!忘れてない?」

夏期休暇で2日間外泊届けを出し、研二の実家に遊びに来ている。家お隣さんだしね。

「お前の家行くか。じゃあ邪魔したな」

『研二じゃあねー。お邪魔しました』

「いやいやいや。君女の子なんだからそんな簡単に触らせちゃダメだって。陣平ちゃんも悪ノリするなよ」

いや私は至って本気だ。乳活したい。

『私は本気だよ。本気で乳活したいの!』

「俺も本気だって。困ってる幼馴染ほっとけねぇだろ」

「このバカ共。もう勝手にしてくれ」