命が惜しいのは僕だけじゃないはずだろう

偶に酷く恐ろしくなるんだ

私の心の奥のそのまた奥を抉って

美しいラブストーリーは何故

全てが消えてしまえと願った炎天下

一人ぼっちの天才君

二人ぼっちに飽きるその時までずっと君と

焼け焦げた本の側面

誓う二人の小指と小指

煩く卑猥な世界の無音

誰にも邪魔されない絶対一人空間

僕はただの灰になる

この眼の輝きさえ失えば

一日中瞼の裏で独り愚痴る

何時かはこの空高く飛んでっていいでしょ

不必要な事ばっかが脳ミソん中を占める前に

始まりの為の終わりなら

濁った感情は押し退けて

彼は時に完璧主義

 






 
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