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「アン…タ、…何が、目的…。」 「あ。声も可愛いね。小声なのがちょっと残念だけど。」 からかうような言葉に、更に苛々が募った。人をイラつかせる声だ。 「そうだな…じゃあ、男だってバラされたくなかったら、駅に着くまで付き合って?」 「は…!?」 「ほら、なんかちょっとAVみたいで興奮するじゃん。」 「俺…男なんだ、けど…!」 「ああ、いいよいいよ。俺そういうの全然気になんねぇし。」 気にしろよ!と思わず盛大に突っ込んだ。 「…ッ、つ…!」 だけどその男の手がそのままするすると服の中をせり上がって来て、背中をツウ…と指でなぞるもんだから、本気でヤバいってことを悟る。 (こいつ…!今までの痴漢と、なんかちが…っ、) 明らかな意図を含んだ手が弄る感覚は今までの痴漢と一緒のはずなのに。 どう考えても、その辺の素人の男とは思えない周到さが伺えた。気付けば足も完全にホールドされてる。身動きが取れない状態に自然に持っていかれていて、簡単には逃れられそうも無かった。 体も、そして意思も、いつの間にか完全にがっちり固められていることに気付いた時にはもう遅い。 「や、…!」 恐い。 どうしよう。どうしよう。どうしよう。 今までに感じたことの無い恐怖が、ぶわっと全身の産毛を総立ちにさせた。前に回るように制服の中で動く手が、肌を撫でつけるみたいに動く。気持ち悪い。恐い。だけど、声が出ない。動けない。 完全に思考を止めた頭は、体を上手く動かしてくれない。恐怖に頭の天辺からつま先まで一気に染め上げられて、何も考えられなくなる。 「…男だから、安全だとでも思ってた?」 男の声が耳を擽る。そのどこか真面目さを帯びた声に、少しだけじわりと涙が浮かべて、思わず振り返った。 ほくそ笑むみたいな笑みが、両目に映った。 そして、視界に移る、茶色の。 「…え…!?」 それと同時にプシュッと音がして、人の波が一気に動く。思わずその勢いに押されて、吐き出されるみたいに電車の外に出る。一瞬もみくちゃにされて、何が何だか分からなくなったけど、すぐに駅に着いたんだと分かったのは、ホームに流れる案内放送の機械的な声が、ホームの喧騒の上を通り過ぎるように聴こえたからだ。 「た、たすか……?」 ホッと全身で息を吐いて立ちすくむ。助かった。 あまりのタイミングの良さに一気に安心して脱力していると、けれど次の瞬間ぐいっと右手を思いっきり引っ張られた。 「助かった、じゃないんだけど。」 「え!?」 「ハーイ、どーもこんにちは。青少年。」 引っ張り上げられた腕の先には、それとも今は少女が正解か?と冗談を言いながら笑う男。 先ほどまでと変わらず手首を拘束したまま笑うその男は、見間違いじゃない。 「さっきの、ちか…!」 「ストップストップ。それ以上叫んだら、お前のこと大声で今すぐここでバラすぜ?」 「…っ。」 やっぱりそうだ。さっきの痴漢。ニヤリと笑う眼鏡の奥の目が、ムカツクくらいにいやらしく歪む。 じっくり見れば、そんなに年でもなさそう。…っつーか、若そう。今まで捕まえたやつらは、どう見繕ってもおっさんって年齢の奴らが多かったから、それに比べたら随分と若い男。しかも、お世辞抜きで顔もカッコイイ。絶対にモテるだろう、って分かる整ったパーツとバランスのいい全身は、いわゆるイケメンって部類に分類されるタイプであろうと思うのに。 こんなやつが、痴漢? 「正義感が強いのは、いいと思うけどな。」 ぐいっと手を引っ張られて、そのまま引きずられる。その力に驚いて目を見開くけど、すぐに事態に気付いて必死に抵抗するように反対側へと腕を引いた。 「何、すんだ、…っよ!」 「あそこじゃ地味に目立つから、ちょっと移動ー。」 「や、だって!離せ!へんた…!」 「女装して電車乗って痴漢に遭ってる男の子は変態とは言わねぇの?」 「だから、なんで、俺が男だって…!」 「そんなの、触ればすぐにわかんだろ。」 背中だけで!? 「女の体と男の体間違えるほど、腐っちゃいねぇよ、俺は。」 ぐいぐい引っ張られて、駅の構内を進んで行く。どこに行くんだろう。っていうか、ついていったらやばんじゃねぇの?なんかどんどん、人気の無い所に進んでる気がするし…。 引きずられて歩かされるけど、すれ違う人がどんどん減って行く。大の男に引っ張られる女子高生(姿だけだけど)。傍から見たらどう見えるんだろう。案の定何人かは不思議そうに俺たちを振り返ってみてたけど、痴漢男はそんなの構いもせずにズンズン進んでいく。 「離せよ…!」 何度目か分からない抵抗のために、グイッと力を込めて腕を引いた。すると今回は予想外にその手がぱっと抜けて、勢い余ったままドシンと思いっきり尻もちをつく。 「いっ、てぇ!!」 「んー…、ま、ここでいっか。」 「…んだよ!アンタ!何すんだこの変態!!」 「…君さ、ちょっと声でか過ぎ。本気で俺が変態だと思われるからやめてくんね?」 「思われるも何も立派な変態だろうが!」 「だから、違うって。」 「何が違うんだよ!人のこと痴漢しておいて――…!」 尻もちついたままの状態でぎゃんぎゃん喚いていれば、自然と見下ろされる形になった男の目が上から俺を射抜く。その切れ長の目にビクンと一瞬体が委縮した。俺の声を奪う大人の男の威圧感がそこにはあった。 ヒリヒリ痛む尻が、じわりじわりと体に浮かんでいく。 「君、あれだよな?最近この辺で、痴漢捕まえてる女子高生。」 「…!知、って…!?」 「知っても何も、俺は君に会いに来たんだし。」 「え…?」 俺と目線を合わせるようにしゃがんだ男が、にっこりと満面の笑みを浮かべる。 「はじめまして。青道高校の、“沢村”君?」 その口から自然に紡がれる自分の名前に、唖然とした。 「ど、どう、して、…!」 「さぁて、どうしてでしょう?」 笑ったまま首を傾げる男に、さっき電車の中で感じた同じ類の悪寒が背中を走る。 それは、得体のしれないものへの恐怖の感情。 思わず、座ったまま後ずさる。だけど上手く動けなくて、逃げられない。 そんな俺を、ニコニコ笑ったまま見つめる痴漢男。 (なんだよ、何だよコイツ…!!) 今までこんなことなかった。恐い、なんて体が竦むことも、逃げられないことも、そもそもあんなふうに痴漢されることなんて、一度もなかった。だから、どうしたらいいのか分からない。助けてほしいけど、辺りに人っ気はない。 「あんまり、世の中甘くみないほうがいいぜ?少年。」 恐くて、体が震えそうになるのをなんとか堪えて、せめてもの反抗で男の顔を睨んだら、少しして表情を緩めた男が小さく息を吐く。 するとその手が予期しないくらいに優しく、ぽんぽんと、まるで子供にするように俺の頭を撫でた。 「触んな…っ!」 「おー、恐い恐い。折角の可愛い格好が、台無し。」 「ふざけんな…!近寄んな!アンタ、何…!」 「…最近さ、この辺の駅の痴漢検挙率がすっげぇことになってるんだよな。」 「……え?」 「聞けば、どっかの女子高生が、バッタバッタ痴漢ぶった切って捕まえてるって聞くじゃねぇの。…ま、別に?か弱い高校生を狙う痴漢が捕まえられんのはいいんだけどさ…。」 ぽつりぽつりと落とされる言葉に、耳を疑う。 「あまりにも数が多いもんだから、もしかしてソイツ、“わざと自分が痴漢に遭って”犯人捕まえるような馬鹿なことしてんじゃねぇのかなって俺は思ったわけです。」 (ばれてる…。) その言葉に、背中が一気に冷たくなった。 穏やかな声の裏に隠れる、明らかな強い意思。 間違いない。この男は、知ってる。 俺が何をしてるか。全部。 知っていて、俺に近づいた。…何のために? 逃げないと、と頭の中で鐘が鳴る。危険のシグナルが鳴り続ける。 「実際のところ、そこんとこどうなの?沢村君?」 「…っ、」 「…なーんて。聞くまでもねぇよな。沢村君、男の子だし。」 「あ…。」 「わざわざ女装なんかしてまで…痴漢に遭うのが趣味ってわけでもなさそうだし?」 「んなわけねぇだろ…!」 「うん。じゃあ、お前なんでこんなことしてんの。何が目的?」 「それは…。」 さっき俺がした質問を、そのまま返される。 何も、言えない。 だけど、男はそのまま続けた。 「…正義のヒーローにでも、なったつもりだった?」 「ち、が…っ!」 違う。 …とは言えない。だって実際に、俺はそんな風に驕っていたのも、事実だ。 俺がやらなきゃ。 だって名案だって。 そんなことを考えていた。 そう、まるでゲームでもしてるみたいに。 あてられた浅はかな考えと、目の前の男から発される先ほどまでは微塵も感じなかった威圧感に圧倒されて、何も口に出すことが出来ない。 「素人のガキが、警察の真似事みたいなことしてんじゃねーよ。」 伸びて来た手に、ペシッと思いっきり額を弾かれる。 殴られる…と思ったくらいには迫力を感じたのに、想像よりずっと軽いその刺激に額に両手をあてたまま目を瞬かせた。 「え…?」 「お前ね、危ないって思わなかったの。」 「は…、あ…?」 「確かに今までは大丈夫だったかもしれねぇけど、さっき俺に触られて何も出来なかっただろ。」 「それは…!」 「俺みたいな男だって、世の中にはいんだよ。分かる?」 「…う…。」 反論のしようが無くて、俯く。 だけどどうして俺は痴漢に説教されてるんだろう。全くもって意味が分からん。状況が飲み込めない。 「まぁ俺は、ちょっと普通とは違うけどな。」 「普通とは違うって…。」 どういうこと、と男を見れば、えーっと…と小さく呟いた男が、ジャケットのポケットをごそごそと漁る。 ちょっとの間忙しなく探った手が引っ張りだした黒い手帳のようなものが、目の前でパカリと開かれた。 ドラマや漫画でそれこそよく見るそれは、けれど実際に見るのは初めての代物で。 「…………けい、さつ…?」 呆然と呟いた言葉に、返って来たのはそれはもう綺麗な笑みだった。 「その通り。」 「え?え?えええ…!?だってあんた、さっき…!」 「はっはっは、ま、おとり捜査の、おとり捜査ってやつかなー。」 「おとり捜査、って…!」 どう見ても、警察ってイメージからは程遠い男が、軽やかに笑う。 警察。…警察!? この茶髪で眼鏡で、なんか軽そうなこの男が、警察? …今考えればなんかまだ、痴漢って言われた方が頷けたような気がする…。 「じゃあ、アンタ…俺に…。」 「そう。警告しに来たの。」 「警告って…。」 「こんなこと、今すぐやめろよ。少年。危険な目に遭ってからじゃ、遅ぇだろ。」 昼に、春っちに言われたことと同じ言葉を言われて、ムッとした。 しかも春っちよりずっと、上から目線なこの態度。 すくっと立ち上がると、お?と俺を見上げる男を見下ろして、大声で叫んだ。 「なんで警察にそんなこと偉そうに言われなきゃなんねぇんだよ!」 思ったことをそのまま口に出すのは俺の性格。 相手が警察だとか、それこそ補導されるかもだとか、そんなことを考えるよりも前に言葉が口から飛び出していた。 「警察は電車の中の痴漢まで見回ってくんねぇのが悪いだろ!?」 その声に、男の視線が鋭くなる。 だけど、怯まない。さっきの得体のしれないものに出会ったときみたいな恐怖は既に消えていた。 「実際に恐い目に遭ってる人がいるのに…!弱い立場の人間が、守られないなんてそんなの理不尽だ…!」 だから。 だから誰かがやらねぇと。悪い奴らが許されていいはずがない。 そんな風に振りかざすのは、偽物の正義かもしれない。 本物の警察からすれば、子供の遊びのように思えるかもしれない。 だけど俺は、いつだって気持ちだけは本物の正義を持ってるつもりだった。遊びとか、気まぐれとか、そんな安っぽい気持ちでやってるわけじゃない。 「…お前は馬鹿だな、少年。」 「バッ…!?」 だけど俺のそんな必死の訴えを、男はまるで何てこと無いもののように跳ねのけた。 「守られるべきなのは、女だけじゃない。守られるべきは、女を含めた全市民。」 「…市民…?」 「そう。それでその市民を守るのは、」 立ち上がった男が俺を見下ろす。その目に映る自分の姿がやけに小さく見えた。 「…警察だぜ、沢村君。」 ぽんぽん、とさっきされたみたいに頭を撫でられる。だけど今度は、さっきみたいに苛々した気分にはならなかった。 それは多分、男の目が、俺を子供扱いしてるわけじゃなくて、それこそ『正義のヒーロー』みたいな顔をしてたから。 「……アンタ、…。」 「ん?」 「…熱いのか、冷めてんのかわかんねぇヤツ…。」 「はっは!よく言われるわ。けど俺はこれでも、結構いろいろ背負ってケーサツって職務真っ当してるつもりだぜ?」 「茶髪のくせに…。」 「人を見かけで判断するなんて、まだまだ青いねぇ、少年。」 「子供扱いすんな!」 やっぱりむっとして叫ぶと、男が笑う。 それがやけに不覚にも頼もしく見えて、さっきまであった、嫌でも反抗してやろうって気持ちがいつの間にか沈静化していることに気付く。 ふ…と息を吐くのと同じくらい自然に、言葉が口から出た。 「…アンタ等に任せて、いいのかよ…。」 「すぐに、とは言わねぇよ。だけど、警察だって私服警官配備して、痴漢撲滅に動いてる。」 「信じて、いい?」 「信じてくれるなら、信じて欲しいな。」 「…痴漢撲滅する、って…ほんと、だな…。」 「本当。だから、沢村君の出る幕は、どこにもない。」 厳しい言葉だった。だけど多分それをわざと選んでくれてるんだろうってことが、なんだか自然と分かった。 「分かった。やめる。………アンタのこと、信じてみる。」 なんでそう思ったのか分からねぇけど、結論はストンと体の奥に落ちる。 そのまま小さく呟けば、ふっと息を吐いて御幸さんが笑った。 「いい子だ。」 「だーから!!子供扱いすんな!」 「してねぇって。…つーか、さっき恐かったろ?悪かったな、変なことして。」 「ほんとだっつーの、やり過ぎだろ、あれは…。」 電車の中での事を思い出すと、まだちょっと背中が冷えた。あれはちょっと暫く忘れられそうにない。 大体、警察だからってあんなこと許されんのかよ…。 「やー。沢村君が男の子だって分かったから、けん制含めてちょっと恐がらせてやるかなーって思ったんだけど。」 ポリポリと頭を掻きながら、笑う。 それをじっと見ていれば、深い瞳と目があった。 探るようなその瞳に首を傾げれば、口の端がニヤリと持ち上がる。 「正直な話、あそこまでやったのは、単なる俺の趣味。」 ごめんごめん、と軽く謝る言葉に、ぽかんと言葉を失った。 「は、あああああ!?」 「だって沢村君の反応が予想外に可愛くて。」 「可愛くて、じゃねぇよ!!変態!やっぱ変態!!ただの変態警察じゃねぇか!」 「ちょっと、変態警察ってなんか微妙…。」 「…無理!やっぱ無理!アンタ信じらんねぇ!!」 「えー。それは困るんだけど。しかも、アンタじゃなくて俺には立派な御幸一也って名前があるよ、沢村君。」 「アンタなんかアンタで充分だ!!」 「手厳しいなぁ…。」 肩を竦める御幸を見ながら、ギリギリと歯ぎしりをする。 なんだコイツ…!なんだコイツ! 結局正体が分かっても、浮かぶ疑問はさっきまでと殆ど変わりねぇじゃねーか! 「…そうだ沢村君。」 「あ!?」 「着替える時は、もうちょっと周りに気を付けて頭使ってやったほうがいいぜー?」 ひらりと、そう言った御幸のジャケットが揺れる。 揺れる。茶色の。 ジャケット…? 「…!あー!!!アンタさっきのトイレの!!」 「お。やっと気付いた。」 「じゃ、じゃ、じゃあ…!」 「…実際さ、痴漢検挙に協力してくれる女の子は、すぐ話聞くといなくなっちゃって、駅員も最初の時に聞いた“沢村”って名前しか覚えてなかったらしくて。」 「そういや俺、一番最初は名乗ったっけ…。」 「それで青道高校調べてみたんだけど、不思議なことにどこにもいねぇんだよ。“沢村”なんて女子生徒。」 そりゃそうだ。だってそれは俺のことだ。 「でも変わりに、“沢村”って名前の男子生徒はいるんだよな。これが。それでお前の資料で写真とか見てたけど…実際あそこであの場所でお前とぶつかって、まさかなぁと思ってた可能性が全部繋がったわけ。」 「な、…!」 「っつーか確信がなきゃ、あんな際どいことまで出来ねぇって。訴えられたくねぇし。俺だって。」 「うぐ、ぐぐ…!」 「つくづく俺って神様に愛されてる?って思ったね。」 ウィンクなんて真似が似合う男を俺は人生で初めて見た。 「なぁ、これってもしかして運命かもよ?沢村君。」 楽しそうに問いかける御幸に、さっきまでのヒーローの面影はどこにも無い。 ブルブル肩を震わせて、その顔を見上げる。 「そんな運命クソ食らえ、だっ!!!」 そのまま、ファーストコンタクトの時と同じように、御幸一也の横をすり抜けて、顔も見ずに一目散に走り出す。 けれど通り過ぎる時に少しだけちらりと見た先は、初めて会った時の茶色のコートが揺れるのとは違う。 御幸一也のどこか不敵な笑みがあって、振り切るようにして逃げ出した。 「またね、沢村君。」 また、があってたまるか!!! そう吐き捨てるように投げ捨てた言葉は、静かな駅の構内の一角に大きな音を立てて落ちて消えた。 *** いつもお世話になっております、よっし様に捧げます。 以前頂いた素敵なイラストへのお礼の気持ちも含めまして…! 勝手に私がツイッターで呟いた「沢村さんが囮捜査っぽいことしてて、それに御幸が便乗して寧ろ警察だったら萌える」なんてマニアックなお言葉に乗っかって下さったので…! 変態っぽいどころか、ただの変態な御幸になってしまって申し訳ありませ、ん…! ちゃらんぽらん刑事にいたいけな高校生がセクハラされるただの変態話ですが…! いつも構って頂いて本当にありがとうございます。 駄文加減は半端ないですが、精一杯の感謝と愛を込めて!大好きです! 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