◇概要
 本作は、狂化EXの斬魄刀に身も心も振り回される死神が事の成り行きに身を任せながらも本当に失くせないものを見極める話の後半戦になります。
 東仙九番隊結成から檜佐木が副隊長へ昇進した後あたりまでを想定しておりますが、本編の勢いや内容によっては若干伸びたり縮んだりすることも予想されます。
 相変わらず原作で描写されなかった設定の捏造・改変が多々含まれます。
 矛盾や間違いが頻発しても心たいらかに読んでくださる方向けの大雑把な話となりますので、再度ご確認をよろしくお願いいたします。

◇注意
*暴力・残酷描写が多々あります。
*原作の捏造・改変注意です。
*綱彌代時灘の復権時期、尸魂界貴族等、漫画原作には登場しなかった設定や人物・組織に関して多くの捏造があります
*話を繋ぐ程度のオリキャラが登場します。
東仙九番隊に関する捏造や解釈による補完が多分に含まれます。
*夢主が善人ではありません。
*斬魄刀の設定が本当に濃いです。

[追記]Cfyowを読んでいると人物関係等がよりスムーズに理解いただけると思います。未読の場合でも大丈夫なように書いているつもりではありますが、すごく面白いお話ですので未読の場合はそちらを是非どうぞ。

◇紹介
*水月乙子(デフォルト:みづき おとこ)
 十二番隊の四席だった。怪我の後遺症で隻眼。右目は精巧に造られた義眼だが視力は無い。顔の右半分・死覇装の下には火傷痕が残っているが、普段の化粧で誤魔化せる程度。
 死神としては優秀だが斬魄刀の特性のせいであまり人付き合いは得意ではない。物忘れが激しい。
 過去の浦原十二番隊の記憶と涅マユリ以外はどうなっても構わないと思っている。

*斬魄刀『空海月』(あきくらげ)
 元四席の斬魄刀。恐らく現存する斬魄刀で唯一対話・屈服の流れを経ずに卍解まで解放してしまった奇特な刀。始解では刀身が液状化し、刀が浸透した範囲の地表から毒を持つ触手で攻撃する。
 下手すれば持ち主ともども『蛆虫の巣』行きだった。
 子供を自分の手で護り愛でる為ならその四肢を削ぎ落して鎖に繋いでも構わないタイプの母性。

*阿佐部藤眞(あさべ とうま)
 東仙九番隊の八席。入隊当初は檜佐木より背が高い。公私混同しないタイプ。
*皆戸由良(みなと ゆら)
 檜佐木と同期の小柄な青年。内気で臆病な性格。


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