空海月
名前変換
/
戻る
短い春の夢を見ただけ
翼よりもただの掌が欲しい
膚さえ容易く汚すというよ
遠退く背中はうつくしかった
宇宙はひとつずつ消えていく
時はきみを救わないよ
望むことが恋ならば
傷つけなかったときがあったなら
帰りを待つのが夢でした
嘘を吐きにまたおいで
幕間
|
第二部
|
前
|
次
題/わたしのしるかぎりでは
- ナノ -