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断言しよう。
彼らの朝は、カオスである。


「ヒッバリさぁーん!!!おはようございます!!今日も今日とてカッコいいですね惚れ直しちゃいます!!ああでも昨夜の貴方はもっと素敵でした美しい黒髪が滅多にかかない汗でしっとりとしていて欲を孕んだ漆黒の瞳と真っ白な肌のアンバランスなコントラストがなんとも言えない色気を醸し出していて小さく聞こえる喘ぎ声は「それ以上はR指定に入りかねません10代目ェ!!!!!!!」なんだよ獄寺君俺のヒバリさんへの愛の叫びを邪魔するなんて!!!」


信じられないっ!!と泣き真似をするツナもとい沢田綱吉。


「信じられないのは10代目の発言です!ま、まさかヒバリの野郎がそんな破廉恥な…」
「破廉恥は古いよ獄寺君。」
自分でもそう思います
「とにかくそこどいてよ、俺とヒバリさんの間に立つなんて許さないんだからねっ!?」


めっ。とでも言うように人差し指を立てて獄寺を制する。
だが、そのふてくされたような表情は一瞬にしてまばゆいばかりの笑顔に変わる。
なぜなら、


「やぁ、おはよう。綱吉」


彼の愛しの愛しの(以下省略)最愛の人物、雲雀恭弥が彼に挨拶をしたからだ。


「おはようございますヒバリさぁーん!!!Vv」
「ぐはっ!!?」


ツナは獄寺を突き飛ばして雲雀に高速で抱き付いた。
………獄寺が血塗れでピクピクしているのは見なかったことにしよう。


「朝一番にヒバリさんに会えるだなんて俺は本当に幸せです!!やっぱり運命ですか!!?」
「そうだね、きっと運命だよ。自分から抱きついてくるなんて本当に君は可愛いね」
「ああもう大好きです!!愛してますヒバリさん!!!」
「僕も愛してるよ。じゃ、応接室行こうか」
「はい喜んで!!!」


…………皆さんお気づきだろうか。
ツナのマシンガントークの中にあった言葉の一つ。

『朝一番に会えるだなんて俺は本当に幸せです!!やっぱり運命ですか!!?』

……………"朝一番"


「じゅ、10代目……その前に俺と会ってます





愛し合う2人は、最早誰にも止められない!!

(って授業が始まりますよ10代目ェ!!!??)
(うるさいよ獄寺隼人。綱吉は僕と保健体育の授業をするんだから)
(やだ、恥ずかしいですヒバリさん☆)
(帰ってきて下さい10代目ェ――!!!!"泣)

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