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「小ネタぶっこみ2」の雲雀成り代わりネタ
書きたいとこだけ

雲雀に成り代わっちゃった女の子のお話。女→男の転生。
前世はちょっと冷めただけの性格だったのが雲雀家の遺伝子事情で原作に近い性格に
原作ほど凶暴ではないが、原作以上にクールかつ無関心
実は滅茶苦茶口悪い
涼しい顔で咬み殺すのは変わらず、邪魔するものは何だろうとなぎ倒す
原作はうろ覚え






[ 死んでから生まれる辺り ]

死んで生まれてはい転生。
…実際は、そんな簡単なものじゃあないんだけれど。
お決まり展開だが、事故に遭ってうっかり死んだらこうなっていた。もう笑うしかないだろう。
何の因果か前世の記憶なるものを持ち越してしかも、多分立ち位置が二次元の人間だったら?ほら、笑うしかないだろう。
人間、キャパオーバーな事態に遭遇すると、笑いしかこみ上げてこないものだ。
驚愕、驚嘆、絶望、困惑、様々な感情をすっぱ抜かして笑った僕は悪くない。
…嗚呼、なぜ一人称が僕なのかは、あれだ、さっさと馴染まないとえらいことになりそうだから。
凄いアグレッシブな母親と凄い腹黒な父親、そして凄い広い家。
……慣れろ、私。いや僕。


「さて、恭弥。我が家の家訓は?」
「邪魔するものは、何人たりとも、咬み殺す」
「はい、上出来。優秀な息子を持って幸せだよ」


素敵に爽やかな笑みを浮かべる年齢不詳の長身イケメン、もとい僕の父。
雲雀家の朝は、この父との特訓から始まる。
原作雲雀の性格を作ったんだろうなー、って思うのはアグレッシブな母親だと思っていたが、どうやらそういうわけでもなかったようだ。
ちゃっかりこの父も一枚噛んでる、絶対に。
というか、実力的には母より父の方が上だ。僕は母にも勝てないというのに。いやはや、壁は高い。
時間は大体十分、それがリミット。何故って?いや、別にそれで時間切れというわけじゃあないんだ。のんびりご飯食べてニュース見て学校に歩いていくだけの時間は十分にある。
どうしてかって、単純に、それが。僕が父相手に持つ時間だからさ。


→応接室襲撃編



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