例え、何度生を繰り返しても
忘れることなどないだろう

生き急ぐように駆け抜けた
動乱の時代を




生きた証を残したい
自分が、確かにここにいたという証を…





たとえ剣が折れたとしても
たとえ命が尽きたとしても

信念だけは折らせるものか
掲げた「誠」は汚させるものか


私達の信じ続けた時代が終わろうとも
行き着く場所さえ知らずとも

決して歩みを止めるものか
決して後ろを振り替えるものか


たとえ最後の一人になっても
私だけは倒れるものか







かの人の生き様を
(私だけは忘れるものか――…)










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