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「Σギャアアアアアアアア!!!!!!!」 「「なんだよ」」 「そ、それって………
牛!?何解体しちゃってんの!!?」
子牛を解体しながら肉を"生"で食べているラミアとアストー。 これにはさすがのツナも悲鳴をあげた。 いや、うん… グロい!!!!!
「しまってしまって片付けてぇ!!!!!!!"泣」 「えー…」 「なんでだよ、ウマいのに…」
こてんと首をかしげてこちらを向く同じ端整な顔。 そんな顔しても、駄目ったら駄目!!!!
「だいたい、なんで生!?なんで焼かないのさ!!!」
ごもっとも! だが、忘れてはいけない。 彼ら二人は、人間などとっくに超越した生き物なのだということを。 人間よりも遥かに寿命が長い。 つまり、進化する暇がなかった……?
「俺ら、生肉食えるし?」 「火のない時代からずっと生きてんだから、当然でしょ?」 「「綱吉、真祖をナメんなよ?」」
ナメてません。 もうそれしか言えなかった"泣笑
「私ら何でも食べれるしぃ〜?」 「腹も絶対壊さなぁ〜い」 「「病院泣かせの医者いらずぅ〜♪」」
ご機嫌に歌いながら、子牛をザクザク… 俺…、 いろんな意味で尊敬するよ恭兄さん!!! 何でこんなの隣でやられてて普通にご飯食べられるんデスカ!!? "最強"の名は伊達じゃないってことですね!!!"泣(←ちがっ)
とりあえず俺は、 無言で自前弁当のふたを開けました。 自分の限界に挑戦してみようと思います。
(Σぐはっ!?む、胸がぁ!!!) (綱吉大丈夫か!!?) (生きろー!!!) (だから無視するのが一番なのに…)
血を吐きかけてパタリと倒れたツナと一応心配する双子と我が道しか行かない雲雀さん(笑)
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