ガラッ


「恭兄さ〜ん、ラミア〜、アストー〜」


応接室に入ると、すでに3人とも弁当(?)を開けていた。
だが、しかし…
皆まともな弁当を持っていない。


「恭兄さん!?何なのそれ!!」
「ん?何がだい?」
「何がだい?じゃないよ!!それって……ただの寒天じゃないか!!(しかも大量!!?)」
「いいじゃない。食べれたら、何でも」
「よくないよどんだけ適当思考なのさ!!!」
「めんどい」
「Σ柿本千種!!?」


まぁ、何というか…
雲雀の机には大量の寒天(色とりどり)が山積みになっていて、それをもくもくと食べていた。


「今日はどっからの差し入れなの!?」
「清。(雲雀家のお手伝いさん)」
「Σ清さぁーん!!この人にはモノ与える前に弁当作ってやってくださぁーい!!!」
「弁当ねぇ…いらないよ。そんなことしたら、清が明日は何がいいかしつこく聞いてくるじゃない。ハンバーグだけ詰めときゃそれでいいのに」
「あぁもう適当過ぎるよ恭兄さん!!!」


ソファーにぐったりと突っ伏すツナ。
だが、隣を見て更に悲鳴を上げた。







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